10階
@raito114
第一章 友達
⚠︎8番出口の映画を友達と見に行った時に思いついた話です、8番出口にインスピレーションを受け作った話です。所々似てる部分がありますが、ご了承ください⚠︎
家でゴロゴロ過ごしてたら突然友達から電話が来た
「あ、もしもし」
「よぉ!今暇?」
いつもよりうるさい声で喋る友達
「え?あ、めっちゃ暇だけど」
「よし!じゃあさ!ちょっと映画見に行こうぜ!」
「いいけど、突然すぎないか?あんまりいいのやってないかもしれ....」
「とりあえず早く来い!」
突然言われたからちょっとだるかったが仕方なく行った
近くのモールに着いた、映画館は10階
エレベーターに乗り10階を押す
エレベーターは人がぎゅうぎゅうで
正直きつかった
10階に上がってくエレベーター
10階に着くと友達がいた
すぐにチケットを買い
映画を見た
ーーーーーーー2時間後ーーーーーーーーーー
「いやぁー!おもしろかったー!」
「だな」
俺はエレベーターに乗った
エレベーターは人がいなく
人が1人だけ乗っていた
そしたら
「俺!エレベーターより早く降りれるから!」
友達の狂った発言が耳に入った
「じゃあ勝負な?」
そう友達に言う
エレベーターのドアを閉じるボタンをすぐ押し
1階のボタンを押す
エレベーターが降りてく
誰もボタンを押してないことを願いながら
1階に着くのを待っていたら
ガタン!!
突然そんなデカい音が鳴った
それと同時にエレベーターの電気が消えた
「え?なんだよ、え?暗っ....」
突然電気がついた
キンコーン
エレベーターのドアが開いた
1人の男性が入ってきた
ドアを閉めるボタンを押すと
また電気が消えた
「んだよ!」
そうしたら電気がついた
キンコーン
聞き慣れた音が聞こえドアが開いた
1人の男が入ってきた
「え?」
つい声が漏れてしまった
ドアを閉める
電気が消えた
電気がつく
聞き慣れた音
1人の男
さっきと一緒
「あれ?」
エレベーターにある画面を見てみると
"10階"
の文字があった
「進んでない....」
ドアを閉める
電気が消える
電気がつく
聞き慣れた音.....じゃなくて
謎のチャイムのような
聞き慣れない音が聞こえた
「今このエレベーターに不具合が起きており」
機械音声のようなのが聞こえた
「救助が来るまでしばらくエレベーター内でお待ちくだ、くだ、くだ、くだくだぐだぐだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだくだ」
バグったような音声が聞こえた後
音が止まった
その後
ザー
ノイズ音が聞こえ
そうすると少しだけ声が聞こえてきた
「エレベーターに....変....が....り...す...」
「....が、あったらすぐにドアを開けたままにすること」
「...変.....が見つからなかったらドアを閉めること」
「エレベーターから外に出ること」
意味不明な説明をされ混乱してるまま
エレベーターのドアを閉めるボタンを押す
電気が消える
電気がつく
聞き慣れた音
男が入ってくる
「どうすればいいんだよ....」
視線を感じ
後ろを振り向く
乗ってきた男がこっちをずっと見てる
見てるだけじゃない
徐々に近づいてきてる
何をされるか分からない
ドアを閉じるボタンを押そうとしたその時
頭に
「....が、あったらすぐにドアを開けたままにすること」
「...変.....が見つからなかったらドアを閉めること」
すぐにドアを開けるボタンを押した
そうすると
ドン!!
電気が消えた
電気がついた
聞き慣れた音
男が入ってくる
「こっちは見てない....」
「え?」
上を見てみると
9階の文字が画面に表示されていた
「よし!よっしゃ!」
次々と確認していく
男、カメラ、画面、ライト、鏡
様々な場所をチェックしてった
「よし変化ないぞ」
ドアを閉じるボタンを押そうとしたその時
ピチャッ
液体が落ちる音がした
天井を見上げると
血のようなものが垂れてきてることに気づいた
パニックになりボタンを押そうとしたが
液体で滑り中々押せない
落ちてくる量が増えていく
最後は多分大量の血が落ちてくるんだろう
ボタンを押そうとしたその時
ピチャ
もう血は止んだようだ
バン!
突然天井が外れ大量血が落ちてきた
思わず無意識に叫んでしまった
「あーーーーーー!!!!!」
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