ものすごくいい意味でばかばかしいエッセイ(実話)です。
とんでもなく危機なのに笑えてしまう、そのギャップが物語として最高になっています。
もし近くにいたら、確実に止めています。
人間を正気の沙汰でなくするのは、猫の得意技ですが、それでも、かなりのチャレンジです。危険すぎる。
臨場感は本物なのに、猫の巨大さや薄情さ、作者様の必死さが絶妙にコミカルで、真剣なのにおかしいという、読者をいちばん楽しませるタイプの面白さ全開です。
このようなお話は、作ろうと思って作れるものじゃないと思います。
実体験と語りのセンスが合わさった、唯一無二のばかばかしさだと感じました。
でも、猫を飼っている皆様は、おそらく同じ状況になったら同じようなことを…なさいます。おそらく。
多分、私も。