Season2 マーちゃんの新しい事業 〜第15作目〜

きっちゃん

第1話 新しいこと

まだまだ日の下では暑いと感じる9月の上旬。今年は記録的な猛暑でこの暑さは10月くらいまで続くらしい。そんな中、俺は新しいことを始めようと考えていた。


マーちゃん「商店を続けながら新しいことをしたいのだが、なにか案はないか?」


クリック「いきなりそんなことを言われましてもすぐには思いつきませんわ😖」


クリック「具体的なイメージはついているのですか?」


マーちゃん「それがあんまりイメージは湧いていない…」


マーちゃん「けど俺が今まで1度もしたことがないことをしてみようかなとは思っている」


クリック「じゃあ馬を育てて乗馬体験をさせるというのはどうでしょう?維持費はかかりますが最近のトレンドみたいですしやってみる価値はあると思いますわ!」


マーちゃん「よし、じゃあやってみるか!」


クリック「私も全力でサポートさせていただきますわ!」


マーちゃん「ところで馬ってどこで買えるんだ?」


クリック「調べたところモティブ王国が馬の一大生産地らしいですわ!」


マーちゃん「わかった。じゃあいつものメンバーに手伝ってもらうか」


こうして俺は新事業、乗馬体験に向けての企画がスタートした。馬はモティブ王国で帰るらしい。だが、とても一人じゃキツすぎる。ということで俺はいつものメンバー、コムロ、ジョン、ノックスに手伝って貰うことにした。コムロはあまり乗り気ではなかったがなんやかんやでいつも俺の次くらいに動いてくれる。今回もそうなってくれることを祈るしかない。


翌日

ノックス「おはよう、マーちゃん」


マーちゃん「おはよう、今日は来てくれてありがとな」


ノックス「まさかマーちゃんが新しいことをするなんて思ってなかったよ」


ジョン「マーちゃん!おはよー!」


マーちゃん「おはよう。今日も元気だな」


コムロ「全く、こんなことで呼んで…」


ジョン「あれ?でもコムロさん1番楽しみにしてたような…?」


コムロ「それは黙る約束だっただろ!」


マーちゃん「とりあえず今日はコムロが車を出してくれるんだよな?」


コムロ「あぁ」


マーちゃん「ありがとう、じゃあ早速行こうか」


ノックス「クリックさんは?」


マーちゃん「家でステラの子守りをしとくってさ」


コムロ「じゃあ行くのは俺を含め4人か。十分乗れるな」


ノックス「僕酔いやすいから前に行ってもいいかい?」


ジョン「もちろんだよ!じゃあ僕とマーちゃんは後ろに行くね!」


コムロ「わかった」


俺とジョンは後ろに、ノックスは助手席に、コムロは運転席に座った。


コムロ「んじゃ動くぞ」


こうして俺、ジョン、コムロ、ノックスはモティブ王国へと旅立ったのであった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る