死に戻り、魔人となった主人公・一馬は、完全な復活を遂げるため、悪魔・アゾートの指示に従って悪魔を狩っていく。
彼が生前の能力も与えられたやり直しの機会もフルに活用し、それに喰らいつくさまは、THE・主人公といった具合で応援したくなる。
“生首ダンク”というセンセーショナルな召喚システムにサタニズムの成立過程。悪魔達の生存戦略。
そして、手に汗握るバトル。
ひょんなことから合流したある人物を含めた食事にまつわる一幕も、いい箸休めとなっている。
偶発的に発生した存在が、“輪”の意味を変える。
それを潜るたび、彼は別の存在を帯びる。
彼が本当に取り戻すべきだったものはなにか。
彼が手にしたものはなにか。
ぜひその目でお確かめいただきたい。