第2話

 日も少し高く昇った頃、早朝には厳しかった寒さも幾分か和らいでいた。道すがらの街道に立ち並ぶ梅の木もちらほらと蕾を付け、もう数日中にはその蕾も綻ぶと思われた。

「今年も梅見の頃が楽しみにございますね」

「庭の梅とどちらが早いかな。やはり町の梅は咲くのが早いか。大路は人が多いから」

「人が多いと花の咲くのが早うございますか」

「早いんじゃないか。人の活気で温まろうがよ」

「聞けば仰るとおりかもしれませぬ。梅の花は賑やかなのを好いておりましょうねえ」

 他愛もない話にくすくすと笑みをこぼしているうちに町の喧騒が近付いてくる。大路は伊織の言うように通行人と商店の呼び込みで活気を見せていた。

 伊織は大路を歩くのは久方ぶりの事だったので、人混みの歩き方をすっかり忘れてしまったように戸惑いながら歩を進める。

 それでも屋敷の中に篭っているよりは随分楽しげな様子で商店を覗き込んだり、美しい着物に身を包んだ通行人に目を向けたりと忙しなく視線を動かした。

「若様と共に大路を歩きますのは、八重梅にはこの上ない喜びにございます」

 そんな伊織を微笑ましく思いながら隣を歩く八重梅がぽつりと漏らす。伊織はちらりと彼女に目線を向けると、その表情の幸せそうな色を見て満足そうに頷いた。

「良い日和で何よりだ。さほど寒くもない」

「八重梅が仕立てた羽織は如何でしょう」

「良いな。温かい」

 伊織が身を包んだ羽織の温かさに目を細めると、八重梅は嬉しそうに、そうでございましょう、と微笑んだ。

「若様に暖かくお過ごし頂きたく、夜毎ちくちく針を通して御座います」

「水を引っ被せておいて。よう申すわ」

 苦笑混じりにそう皮肉ると、八重梅は「それはそれでございましょう」と開き直ったように応える。それを悪びれもせずに、何処吹く風で商店を見渡した。

「晩のおかずは何がよろしいでしょうかね」

「鳥が良い。鳥にしてくれ」

 伊織の言葉に考える素振りを見せた八重梅はややあってから、ほんの少し申し訳なさそうな表情を浮かべた。

「鳥は高うございます。お魚に致しましょう」

「けちな事を申すな。蓄えはあろうが」

 唇を尖らせて文句を言う伊織に八重梅は溜息で応え、責めるようにじとっとした目線を送る。伊織は、不味い、とでも言いたげに、そそくさと目線を逸らした。

「少しでも稼ぎを入れてから仰って頂きとう御座います。旦那様の遺して下さったお金もいずれ底を尽きまする。八重梅が傘貼りで稼いでも大したお金になりませぬ」

「……魚でよい」

 この機を逃すまいとばかりに小言を並べられ、伊織はそっぽを向いたまま、ばつが悪そうに仏頂面を作る。八重梅はそんな彼女を置いて魚屋に顔を出すと、店主と楽しそうに世間話など交わし、干し魚を買って戻ってきた。

「随分話が弾んでいたようだ。馴染みか」

 離れた場所から買い物の様子を眺めていた伊織が尋ねる。

「ええ。いつもよくして頂いております」

 そう答えた八重梅は三枚の干し魚を嬉しそうに見せびらかした。

「御主人が一枚おまけをして下さいました。八重梅が美しいから、と」

 八重梅が照れ臭そうに頬に手を当てて、あどけない小娘のような顔を見せると、伊織は呆れたように肩を落とした。

「大方、売れ残りを押し付けられただけであろうが。みっともない。べんちゃらを真に受けおって」

「他人様の御好意にそのような言い草をなさっては失礼にございましょう」

「そうかよ。それは悪かった」

 伊織は咎められた事に不貞腐れた表情を見せ、八重梅に先立ってさっさと歩いていく。八重梅はそんな彼女を早歩きで追い掛け、隣に並んだ。伊織の顔を覗き込むように見下ろす。

「ご機嫌斜めにございましょうか」

 そう尋ねた八重梅に、伊織は仏頂面のまま、一言も返さずに大股で歩いた。

「八重梅が若様の知らない方と仲良くしているのが気に入らないのでございましょうね」

 八重梅がからかうような笑みを浮かべ、そう言ってみせると伊織は前を向いたまま「何を馬鹿な事を」と吐き捨てた。

「おれが気に食わぬのはお前がでれでれとみっともない顔をしているからよ。宇津木家に仕える者ならば如何な時にもしゃんとしてもらわねば困る」

 伊織がぶすっとむくれ顔を作りながらそう語ると、八重梅は「まあ。しっかりとした事を仰って。八重梅は大変嬉しゅうございます」と大袈裟に喜んでみせた。

 伊織はその言葉に、わかればよい、と満足気に鼻を鳴らした。

「しかし、若様」

 そう声を掛けた八重梅は伊織の耳たぶを優しく摘んでやった。

「お耳が真っ赤にございますが」

 咄嗟に八重梅の手を振り払った伊織が自分の耳たぶを触ると、確かに熱を持っている事がわかった。図星を突かれた恥ずかしさに頬まで朱に染めた伊織は「寒いからだ。こうも寒ければ耳の一つや二つ、赤くなろう」と言い訳をし、大股でずいずい先に進んでいく。

「お許し下さいましね。八重梅の勘違いにございました」

 これ以上からかっては流石に曲がった臍が戻らぬ、と八重梅が謝るも、もうすっかり臍を曲げていた伊織は振り向きもせずに先を歩いた。

「若様」

 八重梅が声を掛けても伊織は、もう知らぬとばかり、返事もせずに歩を進める。何度か、若様、若様、と声を掛け、埒が明かぬと見た八重梅は、伊織の着物の襟首をぐいと掴んだ。

「な、何をするか!」

「御無礼を。八重梅の声が聞こえておりませぬようでしたので」

「聞こえておる! 用があれば勝手に話せばよかろうが!」

「足を止めて頂きとうございましたので」

 悪びれもせずにそう言った八重梅は川沿いの茶屋を指差してみせた。

「茶屋に寄って参りましょう。八重梅は甘味が食べとうございます」

 中々の人入りで賑わう茶屋を見て、伊織は「……甘味か」と呟く。

 外を出歩く事も久方ぶりなのだから、最後に茶屋で甘味を食べた事など何時ぞの事か。伊織は餡子の上品な甘みを思い浮かべ、生唾の出る思いだった。

「しかし、先だっては節約せよ、と申したではないか」

 素直に自分も甘味が食べたいと言い出せず、ぷいと顔を逸らし、唇を尖らせた。

「八重梅には稼ぎがありますゆえ」

 八重梅の言葉に、そうかよ、と鼻を鳴らすとばつが悪そうに頭を搔いた。

「……おれの分も払うてくれるか」

「それはもう。勿論にございますとも」

 八重梅は嬉しそうに「さ、さ、参りましょう」と伊織の背中を押して茶屋に向かう。

 茶屋の前まで歩を進めると、何事か賑わいとはまた違った喧騒が起こっているように思われた。よくよく様子を窺ってみれば、どうも客が店主と言い争っているようだった。

「……日が悪いな。何事か揉めているようだが」

 伊織は面倒臭そうに、日を改めよう、と言う。八重梅はそんな彼女の背中をまた一押ししてやった。

「どうも勘定を払うの払わないのと。若様、どうか仲裁してやって下さいまし」

「何故、おれが?」

 顔を顰め、面倒臭さを露わにして憚らぬ伊織を「何故などと仰る事がありますか」と窘めるように優しく叱りつけた。

「この有様では皆様が甘味を美味しく頂けませんでしょうに」

「おれが出張る理由にはならん」

 帰る、喧騒は好かぬ、と踵を返そうとする伊織の襟首を八重梅がまた掴んだ。伊織は引っ掴まれた襟首に喉を詰まらせ、八重梅を睨んだ。

「それをやめよと言うておる!」

 まるで飼い主が猫の首根っこをひっ掴むが如し。主従の逆様になったような行いに声を上げて抗議する。八重梅は一つ、溜息を吐いて殊更に諭すような口調を作ってみせた。

「このような折、市井の揉め事を穏便に収めてこそ、宇津木家の格も保たれようというものでございます」

 八重梅の言葉には確かに一理あるように思えた。

 伊織は腕を組んで、むう、と唸って考え込む素振りを見せる。

「まあ、よい」

 組んでいた腕を解くと、喧騒の最中にずかずかと入っていき、大声で喚き散らす男性客の肩にぽんと手を置いた。

「これ。そこなごろつき。店主が困っておろうが。やめてやれ」

 振り返った男は、自分と同じほどの身の丈の若い娘に怪訝な顔を見せると、引っ込んでろ、と声を張った。

「小娘が男の話に割って入るもんじゃねえ!」

 肩に置かれた伊織の手を、男が振り払おうと手を伸ばす。伊織はその手を素早くひっ掴むと、軽く捻り上げて、瞬く間に男を組み伏せた。痛い、何をする、と喚く男に溜息をひとつ漏らした。

「まったくどいつもこいつも。男だ、女だと。煩くてかなわん」

 痛みに身を縮こまらせた男の首筋に軽く、少なくとも傍目にはそう見える手刀を見舞う。瞬く間に男の意識が飛び、力無く崩れ落ちた。

「若様!」

 遠目に様子を見守っていた八重梅が駆け寄り、伊織と倒れ伏した男とを交互に見やった。

「やり過ぎにございましょう!」

「何を。気を失っておるに過ぎぬ」

「穏便に収めて下さいましね、とお願い申し上げました」

「この上なく穏便であろうが」

 乱暴を働いて穏便な事のあるものか、と頭を抱える八重梅を、店主が間に入って宥めた。

「まあ、まあ、八重さん。こちらさん、うちの甘味が不味いのなんのって難癖付けて勘定渋りやがってよ。困ってたんだよ」

 伊織に向かって「宇津木のお嬢もありがとうよ」と礼を言うと、倒れ伏した男に目線を落とした。

「こちらさんも目が覚めたら頭も冷えるだろうさ」

 そう言った店主は倒れ伏した男を邪魔にならぬよう、店先の縁台に寝かせてやった。

「お代はいいから、ゆっくりしていってくんな」

 店主の言葉に伊織は自慢げに鼻を鳴らして八重梅を見上げる。招かれるまま、縁台に座り、遠慮なく団子を数本注文する姿に八重梅はまた頭を抱えた。

「見た事か。得をしたではないか」

「損得で人助けをするものではありませぬ。八重梅はきちんとお代をお支払い致します」

 興味薄そうに、そうかよ、と漏らすと餡子がたっぷり乗った団子を頬張った。八重梅はその表情が甘さで幸せそうに綻んだのを見ると、自分も頬を緩めた。

「ねえ、若様。美味しゅうございましょう」

「美味い。この団子にけちを付けるとは信じられぬ」

 伊織は茶を一口啜ると、ほっと息を漏らす。

 縁台から小川のせせらぐのを眺め、その川沿いに並ぶ寒梅の枝にぽつぽつと蕾が芽吹いているのを見ると、寒き折にも暖かみを感じるようで、場所がまた良い、と呟いた。

「外で食うと一層美味い。八重梅が買うてきたものを屋敷で食うのとはまた違う」

「たまにはお出掛けも悪くはございませんでしょう」

 まあな、と小さく答えた伊織は周りを少し気にするようにして「やはり喧騒は好かぬが……」とこぼした。

「……何故、皆、おれを見る。じろじろと、どうも落ち着かぬ」

 自分に注がれる視線を気にして、多少の居心地の悪さを覚える。悪漢を退治て団子を馳走になった迄はよいが、こうも注目を集めるのなら、やはり目立つ事をするのではなかったと後悔した。

 八重梅はそんな伊織を見て、くすりと笑みをこぼす。口元に手を当てると、伊織の耳元でそっと囁いてやった。

「若様のお顔立ちが整ってらっしゃいますので、女子衆の歓心を得てございます」

「な、何を馬鹿な……」

 八重梅の言葉にきょろきょろと辺りを見回す。伊織を見ては何事かひそひそと囁き合う女子衆の視線は、どうやら八重梅の言う通り、好意的なものに違いないように思えた。

「おれは自分を男と思って生きてきたが、別に女子にもてようと、嬉しいなどとひとつも思わん。いっそ鬱陶しくてかなわん」

 そう言いながらも満更でもなさそうな表情を浮かべながら団子を頬張る。八重梅はまたくすりと微笑むと、伊織の手を取って団子の代金を握らせた。

「若様がお代をお渡しになって下さいましね。宇津木家の当主は損得などで人助けはせぬ、とお示し頂きとう存じます」

 伊織は手の内でちゃらちゃらと数枚の小銭を遊ばせる。そうかよ、と呟いて残った茶を一息に飲み干し、席を立ち、店主の元へ歩を進めた。

「これ、店主。宇津木の者は施しは受けぬ。美味い団子にはきちんと金を払う。受け取られよ」

 言葉だけ受け取ればなかなかに尊大な物言いではあったが、はにかんだように目を逸らしながらの、美味い団子、という言葉に店主は笑みを漏らした。

「ありがとうよ。また来てくんな」

 うむ、と頷いて代金を受け渡した伊織の背中で、女子衆の黄色い声の上がるのが聞こえた。

 そんなに騒ぐ事もあるまいが、今のやり取りは中々堂に入っていたかもしれぬ。

 一人悦に浸りながら振り向くと、先程まで伊織に集まっていた女子衆の関心は既に他所へと向いていた。

 すっかり、自らの立ち居振る舞いが彼女達の歓心を得たのだと思い込んでいた伊織は肩透かしを喰らった気分がした。頭を振って、元よりおれには関係のない事、と思い直すと八重梅の下へ歩を進めた。

「帰るぞ、八重梅」

 横目でちらりと女子衆を見て、浮ついた奴らよ、と吐き捨てる。まだ茶を啜っている八重梅が席を立つのも待たず、足早に茶屋を後にしようとした。

「やあ、八重さん。今日も一段とお綺麗でいらっしゃる」

 立ち去ろうとした伊織の背後で八重梅に声が掛かる。振り返ると、女子衆の注目の中心にあった背の高い男が八重梅の傍らに立っていた。

「まあ、まあ、お上手を」

 若様、と手招きした八重梅が伊織を呼び寄せる。伊織は仏頂面で二人の方へ歩を進めると、八重梅と同じほどの背丈の男を見上げた。

「こちら、田島様にございます。お名前はご存知でしょう?」

「田島……。商家の者だな」

「ええ。ご挨拶を」

「……宇津木伊織と申す」

 仏頂面を崩さず、面倒臭そうに短く名乗った伊織に構わず、男はにこやかに笑顔を向けた。

「田島廉也です。どうぞよろしく」

 廉也が差し出した手に伊織は怪訝な顔を見せた。

「……何だこの手は」

「握手ですが。西洋の挨拶です」

「知るか。異国の文化なぞ。不埒な……」

 軽々に手を握るなど破廉恥極まりない、とあからさまに不機嫌さを顔に滲ませた伊織を見て、廉也は差し出した手を引っ込めた。

「ああ。これは失礼を致しました」

「田島様。お気を悪くなさらないで下さいましね。若様はそのような挨拶に不慣れなものでございますから」

「いや、いや。僕の方こそ不躾でした」

 八重梅は伊織に代わって頭を下げたが、廉也はそもそも伊織の悪態など気にはしていないというように笑い飛ばす。彼の笑い方にはどこか品の良さを感じさせるものがあった。それは初対面から彼に良い印象を持たなかった伊織にも、どうやら確かに育ちはいいようだ、と思わせるに足るものだった。

「しかし、八重さんからは若様、若様と聞いていたものですから。お会いして美しい女性と知り、驚いております。宇津木家は華やかでよろしいですね」

「……美しい事も、華やかな事もないが」

 慣れぬ褒め言葉を掛けられ、居心地の悪いむず痒さに口元を歪める。廉也はそんな伊織の表情も何処吹く風で「またご謙遜を」と笑うと、何事か思い出したように八重梅に目を向けた。

「そうだ、八重さん。近々、屋敷で夜会を設けますので、此度こそはお出で下さいますね」

 八重梅は「お誘い頂き、有難いのは山々ですが……」と困ったように伊織をちらりと見た。

「先にもお伝えしておりますが、私は若様のお許しがなければ……」

 伊織はほんの一時、八重梅と目を合わせると、すぐにぷいと目を逸らした。

「よいではないか。行って参れ」

 自分には関係のない事、とぶっきらぼうに言ったが、表情からは不満げな様子がありありと見て取れた。

 廉也はその表情を見ると何事か得心したように「いや、これはまた大変失礼を致しました」と一言、謝罪の弁を述べてから話を続けた。

「もちろん伊織さんもいらっしゃって頂けますね」

 伊織は全く調子が狂う、と言いたげに髪の毛をくしゃくしゃと弄った。

「八重梅が行けばよかろうが。おれは行かぬ。浮ついた場は好かぬ」

「そう仰らず。決して浮ついた場ではありませんよ」

「宴会であろうが。おれには合わぬ」

「そんな事はありません。貴女のような方にこそ相応しい場です。そうだ。当日は当家の洋装をお貸し致しましょう。きっとお似合いになる」

 そう言って廉也が伊織の手を取る。伊織は咄嗟に手を引くと「何をするか!」と声を張り、半歩、後ずさった。

「き、気安く触るな! 気色の悪い!」

 父親以外の男に初めて触れられた手の感触を拭い取るように、手を着物に擦り付ける。

「失礼。つい癖で……」

「どんな癖だ!」

「失礼しました。しかし、文明開花の時代に女だてらに、おれ、などと無頼を気取っても肌は瑞々しく柔らかいようで」

 廉也はそう言って伊織の顔を覗き込み、微笑みかけてやった。

 頬を真っ赤に染めた伊織は返す言葉を失って、やっとの事で、無礼な、と絞り出すのが精一杯だった。

「……もうよい! 失礼する!」

 踵を返すと、また手を着物に擦りつけながら足早にその場を後にする。八重梅は慌てて、若様、と声を掛け、立ち去っていく伊織の背中と廉也とを交互に見やった。

「失礼を致しました。それでは田島様、またの機会に……」

 八重梅は深々と頭を下げると、廉也の返事も待たずに小走りで伊織を追いかけた。

「ふむ。何か気に障る事を言ったかな」

 廉也は、何が伊織の機嫌を損ねたのか、とんとわからぬといった調子で首を傾げた。

「いや、それにしても可愛らしい方であった」

 早足で遠ざかる伊織の背中を眺め、くすくすと思い出し笑いを浮かべると、やはり夜会には是非お越し頂かねば、と一人頷いた。

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