目が覚めたら武器職人だったので自炊スローライフします

@nabisco1

え、ここどこ?

「ねむっ」

起きたらなんか知らないとこにいた。

おしゃれな感じの部屋や。


とりあえず下降りたら溶鉱炉とか鉄の型とかやけに武器作るのに必要そうなもんが置いてある。物騒。

正直よくわからん。武器とか作りたくない。


外に出たら家庭菜園らしき野菜たちがずらっと広がっていた。

「うわっ、育てるの大変そー」

思わずつぶやいた。


とりあえず武器作るのは嫌なのでご飯を作ってのどかに暮らそうと思う。



「ええっと、、どれどれ?」

外の家庭菜園のとこにあるものを見るとトマト、ニンジン、セロリ、なす、こまつな、といったところか、、、今は大体7月くらいかな?



そういえばここがどんな場所か見てなかった。家を出て全体を見てみよう。

家を出ると、巨大な平原が広がっていた。川もある。

家の裏には家畜小屋があった。豚、牛、鶏。でもさばき方が分からないし怖いので、寿命が尽きるまでペットになってもらおう。


でも野菜だけで生活するわけにもいかないので、川を見に行ってみる。

川には魚がたくさん泳いでいた。この魚を繁殖すれば食いつないでいけるだろうか。

近くに人はいなさそう。少し人里離れた土地っぽい。

少し荒れた道はあって、裏に小さな車もあったので、人のいるところには行けるだろう。


おなかすいた。とりあえず何か作ろう。

家にいったん帰るとキッチン周りのものをチェックした。フライパンや調味料、冷蔵庫などの一般的なものはさすがにある。

「よし、じゃあ魚のバターソテーを作ろう!」

ということで魚のバターソテーを作ります。


まずはさっきの川のとこに行って、よさそうな魚を釣ります。品種とか知りません。おいしそうな奴でいいです。

次はフライパンにバターを入れ、家庭菜園のところの小松菜を切って炒めます。これをお皿に敷いときます。

そしたら魚をフライパンで焼きます。下のバターを上に回しがけると良い。

そんなこんなで、、、

魚のバターソテーの完成ー!


「いただきます!」

うん、めっちゃおいしい。魚がいい感じの白身魚でヘルシーな感じ。バターの香りが出てすごくいい。やっぱりバターは入れれば入れるほど幸せになれるんだね。


もうちょい季節が変わったらローズマリーとかも乗せたいなー。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

5日ごと 20:00 予定は変更される可能性があります

目が覚めたら武器職人だったので自炊スローライフします @nabisco1

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ