もしザンパンマンに捕まったら、自分は生きて帰れるだろうかと、考えた時に背筋がゾッとしました。 知らない間に食べるザンパンが増えている可能性が誰にでもある。 それがこの話を恐怖たらしめる。 普遍的な恐怖を感じるこの話は現代における「怖い童話」だと感じた。
ザンパンマン。『ザ』で間違いはありません。彼は、一体何者なのか。そして、何をするのか。その答えが、この作品にあります。ザンパン。ないのが一番ですが、もしもあるなら——。食べ切りましょう……。