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  • 第1話への応援コメント


    静謐で残酷、そしてひどく美しい物語でした。
    『水に沈めば人魚になれる』という幻想を通して、死と美、そして救われたいという人間の切実な願いが描かれています。

    結核に蝕まれた乙女が「とつくに」や「わだつみ」という異界に憧れ、現実から離れようとする姿は、絶望ではなく祈りに近い。
    けれど、彼女が人魚になっても世界は変わらず、海の底でも孤独が続く。
    幻想の果てにあるのは救済ではなく、ただ『美しくありたかった』という哀しい本音だけ。

    最後に硝子の破片となって沈む描写は読後にまで胸に残ります。
    泡のように消えゆきながらも、確かに何かを残す。
    儚さの中に、永遠を願う心の在りかを見せてくれる素晴らしい作品でした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。遅れての返信ご容赦ください。
    気づいてほしいところを読み取っていただけて大変嬉しいです。
    励みになります、これからも機会ありましたら芙萼実を宜しくお願いします。