殺したい奴がいる。
10年前。咲き乱れる濡れた花々。錆びた土の匂いに噎せ返る。
あの日、何もかもを奪われた。
父を。母を。かけがえのない村の人たちを。そして――――最愛の姉を。
少年から青年へと成長した彼は、復讐を胸に誓い故郷を発つ。旅の道連れは忠実な隼。と、バイク……?(違う)
刀を握り、その身に神の力を降ろして彼は探し続ける。憎き男と大切な姉を。
息を切らせて辿り着いた、因縁の邂逅。ざわめく胸に深まる謎。姉であって姉でない誰か。仇でありながらどこか噛み合わぬ男。合わせ鏡のように瓜二つで、明かされた真実に息を失う。
彼の心に刃を持たせたのは一体誰なのか。復讐に燃える青年の、仲間と繋ぐダークファンタジー。
生き別れた姉を探すため、タスクは故郷を離れてウラジーア大陸にいた。運転手に雇ったジャンとともに、彼は人を襲うモンスター晄石獣を討伐しながら旅を続けていた。そんなある日、姉に似た女に出会い――。
和風主人公がスチームパンクな世界で活躍する 謎あり、アクションありの異世界冒険ファンタジーです。
モンスターや戦闘方法など、すごくオリジナリティがありました。とくに面白いと思ったのは、隠し味のように効いている中華味です!作者様は以前に武侠小説を書かれていて、その風味がこの小説の中にもふんだんに盛り込まれているんだと思います。
なので、中華ファンタジー好きな人も楽しく読める小説だと思います。
キャラクターも魅力的です。主人公のタスクは強くて義侠心に熱くてカッコイイ。タスクに夢中になる女の子たちは、可愛くて強い。それに、お調子者の運転手やマッドサイエンティストまで登場。個性的な面々が揃いに揃っていました!
第54話(レビュー時点の最新話)まで読んだのですが、とんでもないピンチもあったし、冒頭で提示された謎にもしっかりと答えが出つつあって、ずっと面白く読ませていただいてます。
どんな結末がタスクを待っているのか――わくわくしながら、これからも連載を追いかけていくつもりです☆
一族を滅ぼされた剣士は、仇敵と姉を捜すためにまったく文化の違う大陸に渡ります。
そこでバイクを乗り回す世知に長けた青年と知り合い、彼を雇う形で共に旅をすることになるのですが――。
求める手掛かりは意外な形で二人の前に現れることになります。
ただし、それが本当に確かなものなのかは現時点では誰にもわかりません。
復讐を掲げつつも、テーマは仇討ちばかりではないかなと。
タイトルにもある『鏡合わせ』がとても大きな意味を持つようで、真相がとても気になります。
和洋折衷の世界観が大きな魅力ですね。
日本刀とバイク、どちらもとてもカッコイイのです。
ぜひぜひ、オススメです!
4話まで読了です!
荒廃した荒野を舞台に、晄石獣との死闘と、東国から来た謎の剣士タスクの存在感が際立つ作品です。
世界の成り立ちや晄石の設定が丁寧に描かれ、読み進めるほどに広がる世界観の奥行きに惹き込まれます。
特に、晄石を巡る文明と怪物の関係性、ジャンとタスクの軽妙な掛け合い、そして「神降ろし」による変身バトルの迫力は必見。
表現のキレが良く、映像が脳内に自然と浮かぶほど描写が鮮やかです。
世紀末風の雰囲気と和の要素が絶妙に融合した新感覚冒険作品。
世界観が好きな読者、キャラの掛け合いが好きな読者、バトルが好きな読者にもオススメ!