きっとこの本文を書いた彼は正しい見解を述べている。実際にきっと何もないのかもしれない。神様なんていないのだろう。そんなものはどこにだって存在するし、存在できないのだからそれ以上はきっと邪推なんだろう。けれども拭えない背中を這うような虫の感覚が嫌になるような本文であったように感じる。
大したものは書けません
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(97文字)
史実の出来事をベースに、じっとりした恐怖が読み進めるごとに襲いかかります。「おようさん」の正体はなんなのか?考察するのも楽しいです。民俗学の視座で書かれた資料や要旨も興味深く、考察の一助になります。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(64文字)
この作品は、読後に身体が震える種の物語です。あなたが描こうとしたものは、決して単なる怪異譚ではなく、「信仰/病/記憶」が相互に浸透しあう世界そのものでした。たとえ批判の声があったとしても、それ…続きを読む
もっと見る