第25話 勉強会とまさかまさかの出会い?
急遽、金曜日の放課後に俺とマサに瀬戸川さんと高橋さんの4人で勉強会をすることに。
実は委員長も誘ってみたんだが、
『本当は参加したいんだけど・・・周りがね』
うん、その気持ちすっごい分かる。
俺とマサに向けてクラスの男子の嫉妬の視線がめっちゃ刺さってくる。
マサはあんまり気にしていない様子なんだよね。
かくいう俺も、こういうことには慣れているからな。
中学の時に兄貴が教室に来るたびに女子の嫉妬の視線が刺さってきたからな。どうということはないんだよね。
ちなみに勉強会は俺と瀬戸川さんがバイトしている喫茶店ですることに。マスターにも許可をもらっている。
許可をもらった理由は・・・勉強会に1人メンバーが追加されたからだ。その人は。
「スズちゃんこの問題の解き方教えて!!」
「この問題はね・・・ここの公式を使うのよ。その後にこっちを使ってこう解くの」
「こうやって・・・こうして・・・できた」
「スズ姉さん!!この構文の解き方を教えてください!!」
「はいはい」
追加メンバーはマスターの娘さんである雫ちゃんだ。
この子も成績は悪いほうらしく、勉強を教えてほしいと懇願された(瀬戸川さんが)。
女子3人が勉強している横で俺とマサも勉強している。
「なぁタツ、ここってどう解くんだ?」
「これは、その公式じゃなくてこっちの公式を使うんだ」
「こっちかぁ~~~気づけて良かったわ。試験で出てたら部分点ももらえねえや」
「数学はそこがあるのが助かるからな」
公式が途中まで合っていれば部分点がもらえるからな。
国語とかも文法が合っていればもらえるし、そこは勉強しないとな。
「・・・これプラスで家庭科とかが入るのがなぁ」
「弱音を言うな。2年のほうが絶対大変だからな」
「・・・それもそうだな」
高校の期末テストの科目は
「現代文」「古典」「数学Ⅰ」「数学A」「英語」「化学」「現代社会」
「家庭科」「保健体育」「芸術(音楽・美術・書道)」がある。
2年になれば文系と理系に別れて、化学+物理・生物の2科目に
日本史・世界史・地理のいずれか1科目に情報を受けることになるからな。
(※これは高校時代の作者の期末一覧です)
ここで弱音を吐くのはいただけないな。
「・・・テストイヤだなぁ」
「そう言っていられないでしょ。ほら、そこも間違っているわ」
「・・・スズちゃんスパルタ」
「頑張りましょう!!楓先輩!!」
とマサの発言にげんなりした高橋さんを瀬戸川さんが追い込み、
雫ちゃんが応援した。・・・雫ちゃんも頑張ろうよ。
「雫も頑張らないと・・・期末が悪かったらお小遣いを上げないからね」
「そんな~~~」
「だから頑張りましょ?」
「「・・・・は~~~い」」
「マサも頑張らないとな」
「・・・分かってる」
という感じで勉強会が始まってから1時間経過した。
ここで10分間の休憩をとることに。
「明日はみんな時間がある?」
「私は問題ないけど?」
「佐島君に香田君は?」
「俺はいけるけど・・・」
「俺バイト」
「そういえばシフト入れていましたね」
「そっかぁ~~~」
「・・・期末テストっていつからだっけ?」
「確か・・・2週間後ぐらいかな」
「・・・それなら、バイトを休んでも構わないよ」
「いいんですか?マスター?」
「さすがにテスト2週間前にバイトをしてもらうのはね」
「じゃあ明日もここでやってもいいですか!?」
「僕のほうからお願いしたいかな?雫が全然してくれないからね」
ということで明日の朝からここで勉強会をやることが決まるのだった。
そうしていると・・・お客さんが来た。
カラカラ~~ン!!
「いらっしゃいませ。何名様?」
「2人です・・・って龍也?」
「姉さん?」
入店したのはまさかの俺の姉だった。
兄貴といい、俺の身内がここを利用しているとは思ってもみなかったぞ。
「どうしたのよ葵」
と姉の友達も入店したのだが、それを見た瀬戸川さんが立ち上がった。
「姉さん?」
「・・・涼香、あなたも来ていたの?」
「久しぶりだね?紫穂(しほ)ちゃん」
「お久しぶりです。叔父さん」
まさかまさか。
俺の姉と瀬戸川さんのお姉さんが友達だったとは思いもしなかったんだけど?
・・・確かに似ているんだよね。キリっとした目つきとかが。
瀬戸川さんと違い髪がショートだが、ロングにしたらマジで似ているかも。
「まさか・・・龍也がいるなんてね」
「いたら悪いのかよ・・・兄貴も偶に来てるってよ」
「恭平もなんだ・・・もしかしてあんたのバイト先なの?」
「そうだけど」
「ふ~~~ん」
なんだよその反応は!?ちょっと気になるじゃないか。
・・・それよりも、瀬戸川姉妹の雰囲気が悪いのは気のせいだろうか?
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次回、瀬戸川さんの過去と確執
この姉妹・・・だいぶ拗れているぞ(by龍也)
それはお前もだろ(by政宗)
次の更新は12/13になります。
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