編集済
瞼の裏の森への応援コメント
瞼の裏の景色。今まで拝読した作品の傾向から、爽やかで美しい、少し切ない読後感だと勝手に思っていたのですが……。
今回は怖すぎです!?
目から何かが出てくるというビジュアルも怖いですし、何が生まれるのかも気になりすぎます。
見るなということは繋がりを持つなということでしょう。絶対悪い物じゃないですか……。
作者からの返信
月兎耳様、続けてご感想をくださりありがとうございます。
こちらは怖い怪談となります。長く続く因縁の発端となったお話なのですが、ネタバレになるかもしれないので詳細は伏せますね。
瞼の裏の森に入り浸っていた娘は、見てはならないものを見て完全に魅入られてしまいました。
底の月への応援コメント
しんとした中、水鏡の月の美しさが目に浮かびます。
もしや水鏡の向こうの世界に落ちてしまったのかと思いましたが、他の方のコメントを見るに、失った左目に異世界が重なって見えているということでしょうか。
「瞳の夢」に通じるお話ですね。
作者からの返信
月兎耳様、ご感想をありがとうございます。
見えざる世界を見るのは失った左目という固定概念が強いようです。どうしてこういった印象が根付いたのか、自分でもよく覚えておりません。
このお話の場合は、マンデラ効果を強く意識したものとなります。少しずつ何かが違う景色になっている、と言えるかもしれません。
双子への応援コメント
ええ!すごい!面白いです!
ということは、紙人形がこの子の姿を模して、それに包まれてた神さまが……えーっと……。
もしかして、この子と神さまも双子だった?忌み子として先に生け贄に……?
さっきのコメント恥ずかしい。笑
作者からの返信
こちらこそ分かり辛くてすみません。
死んだ娘の方が本物で、同じ形に模した娘の中に神さまがおわす形になります。人格と容姿を引き継いだ偽物なのですね。
この神は死者の複製を作ることを好みます。真意は不明です。
今までの短編はほとんどこの二作から派生したものです。ここまで世界観を広げることになるとは、自分でも思っていませんでした。
水底への応援コメント
溺死って凄く苦しいと思うので、何も悪くないこの子が、少しでも優しく気持ちよく還れたら良いと思います。
きっと神様の眷属になったのでしょうね。
作者からの返信
月兎耳様、ご感想ありがとうございます。
ある意味では神さまの眷属となりました。由来も知れない神なので神託を受けることもできませんが、その力を少しだけ扱えたりできるようになりました。
勿忘草の橋への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
裂け目や隙間にのぞく異界、懸け橋が繋いでしまう異界に思いをはせてしまう一話でした。すぐそこにあるのだけれど、きっかけがなければ、本来見ることもない世界、一度取り込まれてしまったら戻れない世界のことを考えると緊張感が走ります。
人の思いを超越したところにはらりと開いた美を感じさせられました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想に感謝します。
本来橋というのはあるはずのない場所に道を作るので、異界へと繋がりやすいかと思います。ふとしたきっかけで死を垣間見るように、橋の向こう側では静かに彼岸が待っています。
この作品を評価してくださり、まことにありがとうございます。
逆さ雪 其の弐への応援コメント
掌編の方も好きです。そしてこの短編に
なった事で削ぎ落としたもの、付け加えたもの
双画を見ると更に背景への理解が深まりますね。
作者からの返信
ありがとうございます。
繋がりはあるにせよ、できるだけ一作品で完結できるように心がけております。読者様が知っている前提で書くのは、驕りが過ぎると思いますので。
とはいえ、知ってくださった上でお話の深みが増したなら、望外の喜びというものです。
逆さ雪 其の壱への応援コメント
お雪と山彦の馴れ初めの物語ですね…。
加筆された…?更に背景や心の移ろいが
見事です!
作者からの返信
小野塚様、ご感想をくださり感謝します。
行を空ける過程で、誤字脱字や不自然だった点は加筆修正をしています。大筋は変わりませんが、そう言ってくださると嬉しいです。
木霊と天邪鬼への応援コメント
そして天邪鬼は輪廻の中に生きては今も又
様々な格好で目の前に現れては消える…。
作者からの返信
天邪鬼の娘に「あなたは死ぬ」と宣言されているので、脆弱な人外ながら逆に現代まで生き長らえています。
本来は素朴な木の精なので、自分では敵わない相手や予想外の出来事に遭うとうろたえてしまいます。
訪う影への応援コメント
これは可笑みのある妖魅譚でした。可笑しみの
中に優しさと哀しみと、それとは裏腹に何か
黒いモノが潜んでいる…。この狐、矢張り
ヒトではないのだな、と思わされますね。
作者からの返信
最初の目論見はやはり害することでしたが、目的と手段が入れ替わってしまいました。
とはいえやはり妖なので、目を覚ましていることに気づいた場合にどうなるかは不透明です。
かごめへの応援コメント
おかえりなさい。
作者からの返信
かごめは挨拶ができるので、帰ってきた相手に相応しい言葉をかけます。
森の中でも時が歪んでおり、歌声を聴いているあいだも急速に時間が進んでいます。彼女が目の前で歌わないのは、本来はあの遅さでしか声を発することができないためです。
あやかしへの応援コメント
兄貴が寄生していた…と。
(状況だけ書くと途轍もないホラー味…)
作者からの返信
小野塚様、コメントに感謝します。
彼は自身を海水に変えられるので、よほど小さくなければ大抵の生き物や死骸に寄生できます。胎内回帰の願望があるのかもしれません。
囁き峠 其の弐への応援コメント
豪胆で、ちょっと強引な青年の勝利🏆
作者からの返信
都市伝説の「カーナビの怪」を下敷きにしているのですが、折角なので車ではできない締めにしてみました。
ちなみに青年はわかっていて誘導されています。
囁き峠 其の壱への応援コメント
…これ、飼い猫によくヤられます。
背乗り囁き🐈
作者からの返信
よく鳴く子とそうでない子がいますね。スキンシップが多いのは大抵そうですが。
ある意味では猫と同じ悪戯好きなのかもしれません。
返礼の祠への応援コメント
恐ろしすぎる童話、若しくはホラー味マシマシの
寓話。
作者からの返信
あまり意識していませんでしたが、祠を壊すというネットミームに影響されたのかもしれませんね。
どうしてあんなに流行ったのかわからないまま終わりました。
墓守の島への応援コメント
この恐ろしい怪物は一体、何だったのでしょうか?
何かの隠喩かなとも思いましたが、当初
わかりませんでした。
そして今再読しても矢張り分かりません…。
圧倒的な画があるばかりで。
作者からの返信
正体は不明です。ただ純粋な行動原理はあって、「自分に対して攻撃した者に反撃する」というものでした。
戦意喪失した語り手も見逃しましたし、仮に誰も近寄らなかったら島は全滅しなかったでしょう。遅かれ早かれ住民が何らかの危害を加えて惨事になったでしょうが。
家鳴りへの応援コメント
お爺ぃ…全然言ってる事が違うぢゃねえか…と、
泣きながら…。
作者からの返信
家が軋む現象を家鳴りという妖怪の仕業にして無害な存在にしたので、逆説的に考えたお話です。
建材が落ちてきたら危険ですからね……。
燃える男への応援コメント
これは不条理と不可解が渾然一体となった
不思議な物語です。川に飛び込んでも
燃え続けても末路は悲惨です。
作者からの返信
ある意味では視線恐怖症を可視化したものと言えるかもしれません。時には人の視線が恐ろしくなることもあり、身を焼くような感覚を覚えてしまう。
書いていた時はそんな感じだった気がします。
山彦と海彦 其の参への応援コメント
今こうして拝読しても緊張感が…そして
見事な昇華です!
作者からの返信
ありがとうございます。
この時、母親とは逆に魔を視る力を与えられて海彦を射抜きました。お菊が時折喋る、くぐもった声は内側にいる神のものです。
迷ひ家の主とは敵対しており、その血が濃い海彦もまた敵とみなしました。
直接争うことはよほどのことがない限りありませんが……それが起きれば大災害となります。
山彦と海彦 其の壱への応援コメント
ここ兄弟の譚は本当に神話としての
片鱗を見ますね。
方や神として、又もう一方は魔物として。
存在自体どうにもしようがない。
作者からの返信
そう言ってくださると恐縮です。
神と魔は表裏一体なので、山彦の場合はたまたま人に寄っただけで人間に害を成す怪物になる可能性はありました。かと言って兄弟仲良く、ということにはならなかったでしょうが。
編集済
苔の神への応援コメント
この譚を佐藤宇佳子さまが見たら…多分、
泡を吹いて卒倒しますね…。
追記 : 苔が大の苦手なんですよwww
作者からの返信
小野塚様、コメントありがとうございます……何ゆえ佐藤様がそんな反応を?
こちらは歴史ジャンルで投稿したものです。ホラー要素がほとんどなかったですから。場違い感がすごかったです。
追記:ああ……なるほど。そういう話をされていましたね。すっかり失念していました。
虚の子への応援コメント
この不思議な木の虚もあちこちで見かけるので、
もしかすると繋がっていたりして。
作者からの返信
木の虚は何かと物語の主軸として出てきますね。どこか別の場所に繋がる入り口に思えるのかもしれません。
袖引き小僧への応援コメント
この譚も好きでしたね…!二進も三進も行かない
ホラーなのですが、可笑しみもあったりして。
自分は幽世の方が好きなんです。
現世の方が人気?なのかもですけれども。
作者からの返信
ありがとうございます。実は後ろで袖を引いているのは拙作によく出てくる女の子で、彼を助けようとしています。
密かに小僧呼ばわりされていることに不満を持っている、という裏設定があったり……。
どういった物語が読者様を楽しませるか、書いている本人もよくわかっていないですからね。ひたすら書くしかない、と思っております。
蔵の中への応援コメント
これは大人気の掌編ですね!!
だけど、この想像のお化けの…怖さ!!!
作者からの返信
ありがとうございます。
この作品は一日で書き上げたものです。却ってそのおかげで余計なものが削ぎ落とされたのか、予想外の評価を賜り恐縮しております。
還らずの道への応援コメント
山の神も、ヒトに忘れられてしまうと
寂しいものですね。
作者からの返信
作中にある山毛欅の語源から人々の信仰を失ってしまった山の主という存在になりました。
零落した神が妖怪になる、という柳田國男先生の言説に大きな影響を受けたものです。
泥濘に咲く花 其の参への応援コメント
そうか!対照的だからこそ、の美しさがあるの
かも知れません…!拝読していてわかりました。
作者からの返信
対となる存在は意識しております。本物でありながら厄を撒き散らす泥人形となった少女と、偽物ながら神の加護を受けた形代の少女。
このお話で自らの存在の意義に苦しんでいた形代の少女は、今の自分を受け入れることができました。
泥濘に咲く花 其の弐への応援コメント
対象的なものへの特別な思い入れは
自分も感覚として持っています。
双子もそうですが、彼岸と此岸、海と山…。
作者からの返信
現代で形代の少女が湖沼に警戒心を抱いていたのは、常世の世界とされる海の水が混ざっていたからです。
そして潮の雨が降ることになりました。
早く書き上げねば……と思いつつ、私事に時間を取られてなかなか順調には行きませんね……。
泥濘に咲く花 其の壱への応援コメント
加筆されましたか?更に物凄い天変地異が
繰り広げられていますね。
作者からの返信
小野塚様、いつもコメントしてくださり頭が下がる思いです。
表記ぶれや誤字脱字は直したかもしれませんが、この作品では手を加えられませんでした。
本当はもう少し描写を変えようかと思ったのですが、いざ手直ししようと思うと今のままで良いかな、と考えてしまったり。
死に菊の原への応援コメント
この譚は、一連の話の中核を担っていると
同時に今又こうして時系列に拝読すると
一連の短編は、ちゃんと繋がっていますね。
流石!
作者からの返信
そう言ってくださると嬉しいです。
漠然とした流れなので厳密ではありませんが、頭の中で思い描いていました。とはいえ、緻密なプロットを組み立てられる人間ではないので……勢いに任せています。
曇天の魚への応援コメント
雲の中の怪異に唯一気づける少年だったのですね!
作者からの返信
6月流雨空様、ご感想ありがとうございます。
基本的に拙作では個人だけが気づく現象が多いです。その怪異に対する姿勢はそれぞれで、遠ざけたり、受け入れたり、無視したりします。
これが衆人に影響する規模となると災害となる設定なのですが、やはり大規模なのでなかなか書くのが難しいです……。
水底への応援コメント
水の中の世界が見とれるくらい美しかったです。ずっとここでいいじゃん!と思ったほどに。
それでも土手で息を吹き返した(いや、死体はあるので吹き返してはいない?)のはどんな理由からなのか。
仔鹿もいっしょに蘇ってホッとしました。(ホッとしてよいのかどうかは不明ですが)
濁流に流されながら仔鹿を思いやる描写に胸を打たれました。
作者からの返信
続けてコメントをありがとうございます。
このお話はネット小説に投稿した初期のものとなります。ここから世界観が広がっていくとは自分でも思っていませんでした。
なぜ自分の死体があって、自我のある自分が存在しているのか。スワンプマンに似たジレンマを彼女は抱えていくことになります。
椿ヶ池への応援コメント
…それでも読む!というナニこの臨場感w
この譚も情景美の素晴らしさと不穏さで
好きでした。池鯉と椿と首。
美しくも、不穏。
(そして息が上がる、自分。)
作者からの返信
ご無理をなさらずに……。
故郷では椿の花が名産とされていました。自分にとっては道端に生えている木でしかなかったのですが、その由来を知って思いついたお話です。
死臭への応援コメント
この少女に一輪の花と共に名が与えられますが…この娘は…あの?
作者からの返信
この娘は川に流された子の姉ですね。妹は幽世に流されながらもお菊に案内されて現世に帰還します。その後は持ち前の活力で生き抜いていきます。
雨の下への応援コメント
この譚も好きなはなしでした。銀箭の雨に
煙る道でナニカに往き遭う。背景との対比が
因果応報へと収束して行く…。
作者からの返信
この見えない獣は後々にも出てきます。行動原理が禁を破るものを許さないというものなので、後で大暴れをします。
残念ながら予定よりも大幅にプロットが遅れていますが……。
勿忘草の橋への応援コメント
海や山と同様に、橋にも陌間の概念があります。彼女は彼岸へ足を踏み入れようとした
彼を現世に留めたのでしょう。向こうは、
想像している様な場所ではない。それを
知るからこそ、の。
作者からの返信
橋や階段などは本来在り得ない場所に道を作るため、異界への入り口となるのかもしれません。
山の主が零落したために、彼岸側の存在が溢れてきたという裏設定があります。
山の主への応援コメント
子を想う母の心に免じて山神が逢わせてくれたの
ですね…。熟く、植物の種類や描写がとても瑞々しくて素晴らしいです!
作者からの返信
ジュゼッペ・アルチンボルドという肖像画家の、植物で人物画を描いた作品に影響を受けています。
狼という輪郭を植物で象ることで、動植物の性質を併せ持つ存在として表現してみました。
黒い猫への応援コメント
山神に喧嘩なんか吹っかけるから……。
作者からの返信
黒猫は眷属ですね。ですが、間接的に山の主に手を出したのと変わらないのでしょう。
誰であれ相応の報いを受けさせる。ある意味では平等で無慈悲です。
伽藍の堂への応援コメント
この譚は、途中から自分の中の解釈が変化した
作品でした。レビューはどっちで
書いたんだったか…。そして!今改めて
拝読すると、乗っけにアノ兄弟が出て来てましたねw
再読って、本当にこういう発見があって楽しいです!
作者からの返信
本格的に構想があったのはこの頃になります。最初に兄弟が対峙したときの逸話も語られていますね。
ある種のメタフィクションと言いますか、書物の物語を語っているのか知るはずのないお話を語っているのか曖昧になっております。
底の月への応援コメント
ひい( ゚Д゚)!! 井戸に落とそうとした奴が弟になったのですか!?
怖すぎる!!
作者からの返信
6月雨空様、コメントありがとうございます。
明言はしませんが、共通点がありますね。
物の位置が変わっていたり、いないはずの弟がいたりと前の生活とずれがあります。
マンデラ効果を強く意識したお話です。
子捨て虚への応援コメント
コメント失礼致します。
木の虚から死んだ子供たちの手が出てくるのも背筋が寒かったんですけど、その後、
「子どもを捨てたくないなら、鬼になれ」
鬼子母神の柘榴ですよね。
お母さん、鬼になったんですね。
ラストの一文がいつも衝撃的です。
作者からの返信
山野小雪様、ご感想ありがとうございます。
仰る通り、鬼子母神の伝説を下敷きにしています。矛盾を孕んだ言葉ですが、こういう二律背反な結末を好きこのんで書いてしまいます。
改めてお目を通してくださり感謝します。
子捨て虚への応援コメント
…恐れ入ります鬼子母神!母の愛情と狂気が
哀しみを呼ぶ。この譚も、とても印象深い
物語でした…って、今こうして振り返るのも
何だか楽しい💕です!!
作者からの返信
ありがとうございます。
鬼子母神の伝説から生まれたお話ですね。柘榴は人の肉の味がするということで、子供を取って食っていたという話になぞらえたものになります。
がんぎ小僧への応援コメント
…兄貴。お腹空いてたのかな。
以降、彼は片腕がありませんから、矢張り
この雁木小僧は…兄貴ですね。
作者からの返信
この頃から兄弟のお話は考えていました。「瞼の裏の森」の娘から生まれるという発想はいつ出てきたのか、自分でも覚えていないという……。
文字通りの嬉し泣きです。今までは対等な相手がおらず、しかも肉親だったので感極まってしまいました。
人としての倫理観はないため、自分の腕を血肉に変えることに躊躇はありませんでした。
杣人の男への応援コメント
この死屍累々…実はダブっている女の上半身と
頭のない大きな魚…。今思うと、これも何かの
予兆を感じさせる譚です。
作者からの返信
以前投稿した「人魚の肉」の前日譚となります。
筋書きは大体決まっていたのですが、陸の人間と人魚を結ぶつけるきっかけが浮かばず、謎の行商人がこの殺害(生きているのですが)された個体から人魚の肉を入手したことになっています。
杣人の男も顔面に返り血を浴びたため、同じく不老不死となって忌み嫌う怪異そのものとなってしまいました。
障子の向こうにへの応援コメント
この譚は、盆灯籠の影絵の様で、さぞ美しい
だろうな…と想像したのを思い出します!
オール金魚の影絵は、とても素敵でしょうね。
金魚が好きなんです。
作者からの返信
小野塚様、いつもコメントありがとうございます。
金魚は不思議ですよね。ごく身近な存在なのにどこか幻想的な雰囲気がある。
昔金魚を飼っていましたが、餌をやると縁日の個体とは比べ物にならないぐらい大きくなるのですね。
優雅さとは程遠い、でっぷりしたお腹でした。
瞼の裏の森への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
人間が得る情報は八割が視覚からだと聞きます。だからでしょうか、耳を塞いでも別の世界に入り込んだと思えることはありませんが、目をつぶると、とたんに、世界が変わってしまったような気分を味わうことがあります。目をつぶることは眠りに落ちることにも強くつながっているからなのかもしれません。
目を開けたときに見える世界と閉じたときに見える世界、その交線に生きることの不可思議さを感じさせられました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。
ギリシア神話のタナトスとヒュプノスが兄弟であることから、死と眠りはごく近いものだと考えられていたのだと思います。
その最初の行為である、瞼を閉じるというのは現世とは異なる世界への入り口となる、のかもしれません。
だいぶ昔から考えていた話で、そのときはもう少しメルヘンチックな筋書きだったはずですが……ホラーに傾倒してしまったので。
迷い子への応援コメント
しりとりをしましょう。…って、ぎっくり腰とか
ありましたっけ…w
作者からの返信
もしかしたら多少の改変があったりするかもです。明確に変えたのを覚えているのは最後の言葉でしょうか。
ちなみに彼女が言う言葉は大体魔除けに関係する事柄ですね。
編集済
うわん山への応援コメント
この山彦は、あの兄貴(?)の方じゃないですね。
そう言えばあの兄弟…どっちが兄とか弟とか
あるのでしょうか…?
作者からの返信
こちらが先に出ただけで山彦違い(?)ですね。
あまり意識はしていませんが、海彦の方が兄寄りだったりします。
名前を拝借した神話の印象に引っ張られているからでしょうか。
川太郎への応援コメント
この河童の話も好きです!昔噺の情緒が
何ともいえない清々しさの様な不思議な
感覚を呼び起こしてくれます!
作者からの返信
ありがとうございます。
河童は尻子玉を抜く恐ろしい妖怪なはずですが、どこか愛嬌がありますよね。その印象が強く反映されたお話です。
罅割れる木への応援コメント
そう、この『木』だと思ってたら…!!の
衝撃!
…一体ナニがこっちの世界に入り込んで来るやら…。
作者からの返信
ありふれた光景が実は別の何かだった、という展開が好きです。
現代編で収録されている「黒いドア」や「ケース:神隠し」などもこの怪異に連なるものだったりします。
無邪気な好奇心によって、現代まで被害が及んでいたりします。
黒い恵比寿への応援コメント
この譚も衝撃的でした…。悍ましさと美しさが
渾然一体となって圧巻します!!
作者からの返信
たくさんコメントを頂いて嬉しい限りです。
考えてみれば双子の片割れが最初に出たのはこのお話なのですね。転じて生き物や死骸の中に潜む魔物となってしまいました。
瞼の裏の森への応援コメント
何度もすみません。
前回の『底の月』をもう一度読んでいたのですが、井戸を見たせいで「怪異」がやっきたという解釈ですかね。神棚の位置が変わったり、鳥居もたくさん作られているのも怪異を防ぐため?
そういう解釈ですか。すみません。
作者からの返信
いえいえ、コメントを頂けるのはとても嬉しいです。
一つの解釈として捉えてもらっていいのですが、よく似た別の世界に行ってしまったとも言えます。
マンデラ効果、という言葉を強く意識したお話です。物の位置が変わっていたり、いないはずの弟が存在したりですね。
直感的に書くことが多いので、いつも結末は読者様の考えに委ねてしまいます。
底の月への応援コメント
こんばんは、お邪魔しております。
拝読しました。
いつもながら情景描写が上手でいらしゃるので、物語の雰囲気だけで、
ぞくぞくしております。
こちらの作品、主人公の「私」の目玉がなくなったわけですよね?
弟の存在はその目玉から発生したものなのでしょうか。
最後の一文が……もう怖い。
作者からの返信
山野小雪様、ご感想をありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。
拙作の描写を誉めてくださり大変恐縮です。
禁忌を侵した報いでしょうか。見てはならないものを見て、目を持っていかれた形です。
自分はこういったモチーフの物語を書くことが多いです。
底の月への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
本文を楽しんだあと、小野塚さまとのやり取りを拝見していて感じましたが、この改行、一行空けはとても効果的だと思います。ストーリーがちょうど良い分量ずつ目に飛び込んできて、物語に素直に没入できます。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。コメントをありがとうございます。
そう言ってくださると嬉しいです。
今まで字間を詰めることに謎のこだわりがあったので、ネット小説における一行空けに二の足を踏んでおりました。
佐藤様の作品も含め、さまざまな作家様方の作品を拝読させて頂き、この機に挑戦してみることにしてみました。正直上手くできているか不安でしたが……。
読者様の読みやすさが第一なので、今後はこの書式で投稿したいと思います。
ご助言をくださり、まことに感謝致します。
雪女への応援コメント
お雪の出自ですね…寒空から降る雪は、実は
とても温かいのです。それを識るニノマエ様の感性は凄い✨
作者からの返信
引き続きコメントをありがとうございます。
この娘もこれ以上登場するとは全く意識していませんでした。まさか子孫が出るとは、当時の自分も想像していなかったでしょう。
蟲(と言ってもほとんど現象みたいな何かですが)をテーマにした漫画に強く影響を受けており、気象現象が実は生物だったりと、大自然そのものに神秘性を持たせるのが好きです。
このお話もその一端となります。
曇天の魚への応援コメント
これは本当に物凄い衝撃を齎した作品です!!
レビューや偽短歌にも詠ませて頂きましたが
とても感覚的に畏ろしくも心地よい
catastrophe…。【二百十日過ぎ】や
【猫魔岬變】は、この景色を思いつつ…。
お世話になりました…!
作者からの返信
小野塚様、コメントをありがとうございます。
こちらこそ大変お世話になっており頭が下がる思いです。
この頃はとにかく書くことを目標にしていたので、自分の作品をここまで評価してもらえたことに感激しております。
他の作家様方のインスピレーションの一助になれたのでしたら、これ以上の喜びはありません。
改めて応援を賜り、感謝申し上げます。
瞼の裏の森への応援コメント
あの双子懐妊…。どうにもあの魔物に寄った
白髪の尾っぽを持つ子が気になります。
憎めないと言うか…言うて自分も魔物寄り
なのかも知れません…w
作者からの返信
続けてコメントありがとうございます。
あの兄弟が生を受けた瞬間ですね。正直言えば、この時点では彼らがここまで作中に出てくるとは思いませんでした。
魔に寄ってはいますが誰かを慕う気持ちを持っています。決して相容れない存在なので、その執着は悲劇を招いてしまいます。
その顛末は、もうしばらくお待ち頂ければ幸いです。
底の月への応援コメント
これも月の冴えざえとした村の様子が
思い浮かびます。全ての作品を巻き込んだ
世界のEP 0を成す物語の数々、こうして
纏めればいいのですね…勉強になります。
(でも自分、横着だからきっと出来ないw)
作者からの返信
小野塚様、おはようございます。お忙しい中コメントに感謝致します。
自分もネット小説の世界でまだまだ若輩者ですので、これが正しいのかはわかりません。
改行するにしても場面転換の時にしかやらなかったので、この機に読みやすさを心がけてみましたが、手探り感は否めませんね……。
小野塚様には独特の魅せ方がありますので、もし短編集を作るとしたら時系列を意識するだけでも良いかと個人的には思います。
双子への応援コメント
そう、これは全部知ってるけど纏まると又
凄いですね。圧巻!
作者からの返信
ありがとうございます。厳密ではありませんが、繋がりのあるお話はなるべく寄せています。
既存の作品の他に、新しい作品もこの中で投稿できたらと思っています。文字数が中途半端に長くてずっと投稿できなかったものもありますので……。
水底への応援コメント
おおおー!!楽しみです。又ゆっくり
拝読に参ります(仕事中)
作者からの返信
小野塚様、お忙しい中大変恐縮です。
せっかくだから何か応募しようとしましたが新作が用意できておらず、連作という形でも良いらしいので今までの短編掌編をネット小説に適した形(になっていればいいな)に纏めました。
現代編と過去編という分け方をしましたが、ホラー部門は「現代をベースにした」という文言があったので古い時代の作品はエンタメ総合になりました。グダグダですね。
もう一つのシリーズの方も頑張れば応募できそうですが、上記の編集に時間を取られてまだしばらくかかりそうです……。
水底への応援コメント
短編で涙ぐんだの初めてです。
>お前、災難だったね。
自分も贄にされたのに死した子鹿を憐れむ綺麗な心が美しい。とても良い子……。
子供の頃、絵本読んでもらった祖母に
「どうして良い子から早く死んでしまうのか?」
と質問したことがありまして、祖母曰く
「いい子ほど早く死ぬのはな、誰かって『綺麗な花』から摘みたいでしょ?やから、優しい子、いい子ほど神さんが早う摘んでしまいはる。せやから早死にするんよ。アタシが長生きなんは薄汚れとるからや。アンタもうっすら汚れるくらい狡賢く長生きしな」
と言われたの思い出しました。
清らかで汚れなく美しいからこそ、せめて極楽で幸せに暮らせたら……と願うばかりです。
作者からの返信
乃東 かるる様、このお話を真摯に読んでくださり感謝致します。
お祖母様の言葉には含蓄があるように思えます。
本人が意図せずとも、綺麗であろうとするのは生から遠ざかることなのかもしれません。生きるということは、何かを犠牲にすることですから。
このお話はネット小説に投稿し始めてから初期の作品となります。構想があって書いたものではないのですが、ここから漠然としながらも同じ世界観が広がっていきました。
この物語にお目を通してくださり、改めて感謝致します。
水底への応援コメント
お邪魔しております~!
現世か常世か。水の描写と淡い幻想的な世界観で美しいホラーでした!
作者からの返信
6月流雨空様、いらっしゃいませ。コメントをありがとうございます。
こちらはネット小説を書き始めてからかなり初期のものです。何か考えがあったわけでもなく書いた掌編なのですが、だいぶ後期のお話にも影響しています。
拙作にお目を通してくださり、まことに感謝致します。
雪女への応援コメント
アルビノでしょうか。
時代背景的に酷い差別(あるいは極端な信仰)の対象になるのは明らかですよね。
殺して食べるとかの展開にならなかっただけこの女の子は幸運だったと思います、、
雪が降り積もる景色の捉え方に、漆原友紀氏の蟲師を思い出しました。
作者からの返信
アルビノですね。昔は理解が足らず、雪女として忌避されました。確かに命があるだけ良かったのでしょうか。
かの『蟲師』は夢中になって読みました。なので、このお話は大きく影響を受けたものと言えますね。自然現象そのものが生きている、というのはあの作品に多くありましたからね。