歌を媒介にした幻術という設定がとても印象的で、ヴァニーユの存在そのものが作品の個性になっています。英傑でありながら極度の人見知りというギャップも魅力的で、街での描写や師匠との掛け合いに思わず頬が緩みました。世界観説明も会話に自然に溶け込んでいて読みやすく、最後の「かくれんぼをしていただこう」で物語が大きく動きそうな期待感が高まります。ヴァニーユの成長を見届けたくなる導入でした。