野生のヤクザと出られないお嬢
緋色 刹那
序
「かえかえ〜! 皆さんどうも、おはこんばんちわー。オカルト系配信者の
「……ッス」
「ちょっと、てっちゃん! ちゃんと自己紹介して! 今日の動画の再生数が伸びたら、今度こそ出られるかもしれないんだから!」
「チッ。しゃあねぇな……」
「ほい、もう一回!」
「あー……
「さてさて、今日ねらう怪異はぁ……?」
髪をピンクと紫に染めた高校生くらいの少女と、角刈りスーツの強面の男がスマホを自撮り棒に取り付け、配信している。
その様子を見つめる、人ならざる無数の影。「怪異」と呼ばれる彼らは、「怪異」をネタとして狙う二人をジッと見ていた。
人が怪異を求めるとき、怪異もまた人を求める。
あるときは食糧。
あるときは暇つぶしの玩具。
あるときは友人として。
そして、気まぐれに……何かを奪い、何かを与える。
これは「怪異」によって引き合わされた、異色のコンビの物語。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます