NTRハード目ですが没入感は凄い!

NTR要素を中盤に持ってくることがチャンレンジしたなあと思いました。
大半の作品は一番先頭に持ってきます。理由は二つあります。

エログロ・胸糞要素で、すぐに読者を取り込める。
もう一つは読者として「その『られ女』はそういう奴」という心理的バリアをはれるから、です。

この作品はこの二つがないのです。
チャレンジングだなあと思いました。


NTRものの成人同人誌などは最初から持ってくるものもありますが、

まずは関係性の深さを持ってきてからの反動・破壊行為が行われ、
喪失感と不可逆性、非日常を演出します。

「疑似的に失うことが快楽な人」はこれを好みます。
つまり本物のNTRものですね。


この作品はNTRざまぁの装置としてのNTRではなくて、
本物のNTRものを配置して、そこからのざまぁ、をする作品です。
ただし心理的プレッシャーは強めな作品となります。
そのプレッシャーが一気読みの力へと変わります。

これは私にとって新しかったですね。
また、ウケることも理解できました。


それと同時に時間の進行をとても明確化すること。
これが実に最高でした。
この部分、私は今後の作品で影響を受けました。

これにより、不可逆性、取り返しがつかないことをより如実に描かれるのです。
同時にヒロインが本当に「尻の軽い女」ではなかったことを証明できます。


※応援コメントが書くところがなかったので。こちらに書かせていただきました。
とてもドキドキして読ませていただきました。
ありがとうございました。

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