慈愛
おねむ
慈愛
ただ、君と生きていたかった。
慈愛の感情と共に生きていく僕は、人生を尊く思うことができるのだろうか。
君が教えてくれた「愛」は片手で収まりきらないくらい溢れかえっていて、君が最期に教えてくれた「慈愛」は身体中に収まりきらないくらい零れ落ちていって、まるで全身で君を感じているようで、それはとても苦しくて寂しい。
愛をもっと知りたかったな。君からもらえる幸せは、もうないんだなと思うと悲しい。
だから思い出を形に残して残していく。
君が最期に残してくれた「慈愛」も思い出になってゆくんだね。
一緒に思い出に浸ってくれてたら嬉しいな。
慈愛 おねむ @_kasari
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