文明が崩壊した世界で、椅子とサボテン、そして家電たちが語り出す……想像するとあまりにも可愛らしい場面が展開する本作。
しかしながら、その内容はとてつもなく深く、そして慈愛に満ちたものでした。
特に「交代」するという時間概念には、すごく胸打たれます!
本作を拝読しながら、道具として生まれた彼らをただなんとなく使うのではなく、道具として存在することで、私たち人間に生きる糧を与えてくれていることを、改めて気付かされました!
日本人としての(アニミズム信仰的な)アイデンティティを刺激されたのかはさておき、物としての彼らに感謝の気持ちを抱きつつ、今後も大事に使わなくては……そんな優しい思いを抱かせていただきました!
素晴らしい物語です!
是非ともご一読を!!!