ハイエナ、元気でなへの応援コメント
ずっとこうして知人から繋がっていく関係なのでしょうか。いつか、娘さん(長女さん)も……?
外尾さんの奥様もそうでしたが、やはり娘さんがいる人は、若い女性を我が子と重ねてしまうのですね。
手を下す役よりは幾分気持ちが楽かもしれませんが、なぜそうなのか、その後どうなるのかを考えるとやはり辛い、倫理観を揺るがすボランティアなのにはかわりないですよね。
作者からの返信
ありがとうございました。
『拳よ、鈍色に別れを』で、復讐のネットワークを書いたので、始末する人たちの話をどうしても書きたいと思ったのがきっかけです。
交流のある夏目 漱一郎さんの自主企画「秋をテーマとした短編」に寄せて書きました。
こちらの作品に書いた世界は通常の倫理観を逸脱しています。
逸脱した倫理観のもとで人同士がつながります。
彼らにしか通じない倫理です。
どうしても、家族がいると、同じくらいの年齢の他人を、家族と同一視してしまうのかもしれません。
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
How Well を読もうとして、“続き”って書いてあるのに疑問を持ち(今更)、何の続き?ってコメント欄などを見返して、あ、これ先に読まないといけないんだ!とやっと理解しました。
ハイエナはここが初出なのですね。
>(まるで秋のようじゃないか)以下の秋についての記述が、すごい目の付け所だなぁと感心しました。
では、How Wellを読みに行って参ります。
作者からの返信
短編って投稿すればするほど旧作を埋もれさせるので、短編集にまとめました。すると歓迎してくれるフォロワーさんもいたので、読者の立場からも助かるのかもと学習しました。
初見の読者は意味わからなかったと思います。
山田ねむりさんと小田島匠さんから「ハイエナの続きを書いてください」と頼まれたので続きを書き、どちらかわかるように山田さん宛、匠さん宛とタイトルに入れました。
ややこしくて申し訳ありません。
お読みくださいましてありがとうございました。
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
掌編How Wellの第三話を読むにあたって先にこちらを読むべきと思い参りました。
読んでいる間、ずっと画面に影が差しているようなイメージでした。
決してほめられたもんじゃない、そう思いながらも外尾がポランティアをやめられないのは、それを続けている限り、もういない奥さんとつながっているように思えるからなのでしょうか。ボランティアと呼んでいるのも、後ろめたく思いつつ続けるための言い訳のようにも感じました。長女の意味ありげな反応が、この子、知っているんだろうな……と印象的でした。
文字数に収まらない重さがあるお話で色々考えさせられました。何度も読み返しそうです。
とても良い作品だと思いました。
作者からの返信
ろくさん、ありがとうございました。
確かにこの小説には影がずっと差している感じがします。
外尾は確かにボランティアを通じて、亡き妻を確認している部分はあるのだと思います。
長女も、知っていますよね。ここに注目してくださる読者さんが多いです。
自分で読んでも、画面から生暖かいゆるい風が吹きつけてくるように感じます。
社会的にも法的に許されない行為であるけれど、その行為によって救済されたと感じる人々もいるのかもしれない。そのようなテーマを書きました。
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
頂いたコメントからお邪魔しました。
「秋」の解釈にも、いろいろありますね。それを「ボランティア」と結び付けたのには感心しました。
彼らの心は、やがて「冬」に向かうのでしょうか? それとも……。
作者からの返信
異端者さん、ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
「秋」については物語に仕立てるのにかなり苦労しました。
「ボランティア」と「秋」が結び付いていたとのご指摘にほっとしています。
彼らの心が迎える「冬」も、物語になるかな?
「ぜひ続きを」というご意見もいただいています。
外尾と娘たち、そしてハイエナはたくましく生きているでしょうか?
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
お、加奈さん。秋コンの参加作品ですね。
これいいじゃないですか。夏に書いてた純文学路線とゴーストの融合みたいな、読み応えのあるミステリーに仕上がっていますよ。
奥さんは職場のいじめで死んだのかな。それまでもボランティアしていたわけだから、いじめた人の始末は頼まなかったのでしょうか。
二人の娘は素直に成長しているようで一安心ですが、長女の方がお母さんから聞かされていたのかも知れませんね。
良い作品でした。お星さまとレビューを出しておきますね。
それでは!
作者からの返信
うわー、含蓄あるレビューまで、感謝感激雨あられですよ、匠さん!
奥さんは職場ではどうだったんでしょうか。何も言わないので想像するしかありませんが、長女には何か伝えていたのかな?
ハイエナがこのあと、ハイエナのように何でも食べて消化できる女性になりそうな予感もします。そのあたりにも言及いただけたこと、嬉しいです(^-^)
ミステリーなんだろうか…?と思いましたが、現代ドラマとしました。微妙なので。
ありがとうございました(^-^)
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
読了!٩(ˊᗜˋ*)و 映画の筋書きのようで面白かったです。
電話をした相手が言う「三つの役目」というくだりから、"そういう"仕事をさせるんだろうなという予感はしましたけど、ボランティアと置き換える辺りがいいセンスだなと思いました。でもボランティアと言いながら恩恵を受けているなら、何かしらの利があるのでしょうか。
これはどういう組織なんでしょうね。良心の呵責に苛まれて、すぐに窮することになるのかと思いきや、二年も続けていたのが驚きです。
作者からの返信
お世話になりました。
読了ありがとうございます。
携わる人によってとらえ方が違うという現象はよくあるように私は感じています。私たちがする「仕事(生業からそれこそボランティアまで)」にはそうした側面があるのだと思います。
外尾が二年も続けられたのは、事の善悪はさておき、それを「ボランティア」ととらえているからでしょうか。
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
アサカナさん、おはようございます!
これを書いたのを知ったのは昨夜でしたが、今日読ませてもらいました。
こういう、9500文字超を一話で一括に投稿出来るのはさすがアサカナさんです。夏目もフルスペックで書かせてもらいましたが、ビビりなので二回に分けて投稿しました(笑)
ハードボイルドと聞いていたので、「コロ」はてっきり「殺」だと思いましたよ!「転がす」だったんですね、もしかして狙ってましたか。
細かいところ、親子の食事風景の描写とか、長女と次女のささいなやり取りが相変わらず上手いなあと思いました。
作者からの返信
夏目さん、お世話になります。今回の企画ありがとうございました!
夏目賞なので、大人の読者が多いと思いました。そこで、隙間時間には読みにくいけれど、日常に疲れても家庭や職場で働かねばならない主人公を書こうと思いました。
だからこそ食事風景とか長女と次女のきょうだいゲンカを細かく書きました。普通の人が実は…というギャップを出したかったので。
すみません、長文投稿失礼しました(-_-;)
実は「コロ」については狙っていませんでした(爆)
殺しも盗みもないですが、亡き妻がしていた不穏な「ボランティア」を夫が受け継ぐという話なのでハードボイルドにしました。
ハイエナ、元気でなへの応援コメント
てっきり「私たちは、苦しんでる仲間を助けているだけ」の互助の話になると思い込んで読みました。違う方向に進んだのはおもしろく感じました。
妻の自殺から二年経ち、秋冬春夏のサイクルが二巡した、その秋の十月。
シチュエーションと言葉のチョイスが際立っていて興味深いと思います。
「ボランティア」とかぎ括弧つきで、つまり本来の意味とはずらして使われる「仲間を助ける」活動。それをハイエナは「ハイエナ」と呼ぶ。その「ハイエナ」のイメージがスカベンジャーとして知られるものから能動的な狩りをする強さに変化する。何度も強調される秋。
これらを視覚を通じて取り込んでいくだけで、自分がふだん暮らしている世界と異なる空間での人生を味わった気がしました。また同じ世界を「助ける」べき人たちの住む場所として見る見方も新鮮でした。
勝手な読者の読みを言ってよければ、なのですが。
秋の強調は、私にはどうしても次に来る「冬」を強く示唆している気がします。
主人公の外尾にとっての冬は、どうも妻と同じ末路を予感している暗い永遠の冷たい世界のように感じます。長女と次女を見る外尾の目では、冬はかならず大きな辛い時間になるけれど、そのあと「春」が来ると思えるような気もしてきます。
ハイエナの女性は、外尾にとっては自分の分身、妻の分身、娘たちの分身のように見えているようにも(勝手に)思われます。
外尾は自分という個人に限ってはもう限界を超えていると感じているけれど、ハイエナの女性は冬に耐えて春を迎えてほしいと思っているように感じます。
そこでタイトルを見返してみると、『ハイエナ、元気でな』。
別れのときの挨拶の言葉(作中で言ったもの)であることは明らかです。
でも作品タイトルとしてはその別れは人生の終了とも重なる気がしました。
だってハイエナは、長女と次女をどうしても重ねてしまう存在だから。
「あなたもね」は、当たり前の返事です。でも返歌にもなっている気がしました。「お互い生き延びていられればいい」と思うところに外尾をとどめてくれた。それはうれしいことだなあと、私は思ったのです。
作者からの返信
ありがとうございます。
レビューも嬉しかったです。
この小説は、交流ある作家さんの自主企画に書き下ろした物です。
テーマが「秋」だったのと、ちょうど、復讐を請け負う闇の組織について書いていた時期だったことから、話が決まりました。
復讐した後始末をする係もいるのではないかという発想です。
主人公は不器用な中年男。妻を亡くし、一人で子供たちを育てている。
「ボランティア」の異質さをきわだたせるために、日常生活の描写を濃くしています。
外尾と「ハイエナ」は、生きることに片手をかけられたのだと、私は思っています。