南北日本統一戦争

@ShumiShousetuka

第0話 南北分断日本

1945年8月15日、大日本帝国はポツダム宣言を14日に受理し、大日本帝国は第二次世界大戦で降伏した…


だが1946年にソ連軍は北方のサハリン州を侵攻、千島列島からもソ連軍は侵攻しソ連はそのまま三方向から北海道へ流れ込み、札幌を中心とした「北海道人民解放国軍」による統治によりそのままソ連の援助の下、


1950年に朝鮮戦争と同時進行で東北を日本海から上陸し占領、それにより北海道・東北地方は社会主義国家、


「大日本民主主義人民共和国」を建国した


それから月日は流れ1991年にソ連は冷戦敗北により一時は崩壊危機を受けたが1991年に大祖国連合赤軍がソ連政府議会に突入しソ連解体を阻止、2000年を迎えたソ連と大日本民主主義人民共和国はソ連統治下の元、ソ連へとある提案をした。


2010年にソ連と北日本は軍事同盟の改善から北日本軍は福島県南部の軍事境界線に軍を配備、


そして2015年に北日本は現在準備を進めている……



2015/3/17


「現在の我が日本において西側の属国となった南日本は敵であり、南方勢力はいつ進軍してくるかわからない…、時間になったので訓練兵どもはさっさと寮に戻り復習すること、分かった?」


「はい!」


2015年現在、北日本の街では徴兵が盛んであり、私は徴兵にしたがい訓練兵として3年目を迎える。


「福島訓練兵!」


「はい!、なんでしょうか!」


「明日の休日に赤徴兵令の配りを頼む、自転車はあそこにおいてある4番を使え」


「了解しました」


私の名前は「福島津軽」、偉大なる大日本民主主義人民共和国の訓練兵だ……


私達北日本は2015年現在でソ連の支援のもとミサイルを2万発所有しており、戦争の日が近いことも明らかだ、だが私はこの国を信じこの国のために散るのだ。



「福島ー!、赤紙の配達は20キロ先まで行くってー!」


明るく私を呼ぶ彼女の名は「宮城坂姫城」、私と同い年で噂だと彼女の親は軍の指揮官とか、定かではないけど今度聞いてみようと思う。


姫城が嫌そうな表情で地図を見る、福島は彼女に諦めるように言う。


「これが現実だよ同志姫城」


「嘘でしょぉ!!」


「現実だから諦めなさい」


姫城は「とほほ」と言わんばかりの表情をしながら寮へ歩いて行った。


21時を過ぎて寮の消灯前、福島は手紙を母宛に書いていた。


-母への手紙-

拝啓、福島松子殿へ

母上、お身体は大丈夫でしょうか?。

私は今酒田基地での訓練を終えて、4月には正式な大日本共和国の兵士です、妹の為にも祖国のためにも私はこの国を守り抜きます。

              福島津軽より


福島は手紙を封筒に入れた、その時姫城がやってきて。


「福島ー、もう消灯だってさー」


「分かったー」


福島はカバンにそっと手紙の入った封筒を入れて就寝した。


2015/4/3

南日本・横浜市


アラームが鳴り響く。


「んんー、もう7時だぁ」


一人の少女は起き上がり、リビングに出てコーヒーポットでコーヒーを淹れると、テレビをつけた。


ニュースが丁度やっていた。


「今日の東京の気温は……」


「うーわ気温低く!?、今日もコート着ないとなぁ」


少女は制服を着て荷物を詰めて学校の準備をする。


「姉様ぁ?、もう朝ですかぁ?」


「ヒビキ、もう7時半よ、早く食べて登校準備しないと」


ヒビキは眠そうにしながら着替え、食べ歩きながら駅に向かう。


2015年、日本は分断されてから約65年を迎えた、日本は南に日本共和国、北に北日本と言う状態であり、福島県と山形県から北日本、南日本は新潟・群馬・栃木・茨城が北日本との接している。


南日本と北日本の軍事境界線は最近不穏だとニュースや新聞では言われていて私たち東宮姉妹も少し不安で毎日を過ごしています。


「姉様、群馬にいる兄様が自衛軍に無事合格したそうですよ!」


「兄上が?、それが本当なら嬉しい限りです!」


二人は喜びながら駅に着き、二人は品川方面の列車に乗り横浜駅を出た。


「今日も、日本国有鉄道をご利用くださいましてありがとうございます、この電車は東京方面行き………」


列車は東京のビル街に向けて走り、だんだんと列車は東京に入って行った。


同時刻・ニュースにて

「……があり、今日も南北での対立は治る気配はなく、緊張状態が続いております」


もう一人のニュースキャスターが言った


「現在の軍事境界線での状況を、現場の浅野さーん!」


-軍事境界線付近-


「えーはい!、現場の浅野です!」


ニュースキャスターが


「現在の境界線の様子はどうでしょうか?」


「えー現在、北日本軍の軍事車両が走っている様子から、とても怖いですね」


メディアやマスコミが軍事境界線の不穏な動きに関して報道していた、同時刻


北日本・酒田市


防災無線から市街地に放送が流れる


「臨時放送!臨時放送!」


酒田市の大通りをソ連赤軍・中国軍・北日本軍が整列して行進を始めようとしていた。


放送を兵士と市民たちは静かに聞いた。


「これより〜、南日本へのミサイル攻撃を開始します〜、地域の兵士は直ちに南日本の方角の空は敬礼せよ!」


北日本の兵士たち全員が敬礼した、そして轟音がなったと同時に音速で南日本へ飛んでいく大量のミサイルが飛んでいった。


憎き南方の民よ、我々はお前たちに奪われた全ての恨みを……、今北日本が送り込んでみせよう。


南北日本統一戦争……開戦

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