第3話 あの人との出会い
そのお方はとても笑顔で接客していました。そしてリンゴを8割引にしてくれたのです!
マーちゃん「それって俺のこと…?」
私はその日以来、その方のお店に行くのが楽しみでした。
マーちゃん「聞いてないな…」
数日後、またその方のお店にいきました。やはりいつ見ても笑顔、そして凛々しい顔、私は密かに恋心を抱くようになりました。ですが私が1人で外にお出かけしているのが母にバレてしまい、約1週間監視され続けました。1週間と少したった日、私はもう一度あの方のお店にいきました。いつも通りそのお方は笑顔で接客してくださいました。私がそのお店から帰ろうとした時、そのお方、マーちゃんに声をかけられたのです。しかも私のお名前を既にご存知だったのです。私はびっくりしましたが、念願のマーちゃんと繋がれると思い、連絡先を交換しました。
マーちゃん「俺の恥ずかしい過去が…!」
そしてその後、私達はすぐにお出かけの予定を立てました。マーちゃんは水曜日にしてほしいと言われ、私は当初、その日がお店の休業日だと思っていました。そしてお出かけ当日の水曜日。私達は14時に待ち合わせをしていました。私が待ち合わせ場所に到着すると既にマーちゃんが待っていました。私は急がなければと思い走りましたが、慣れてない靴だからかあまり上手く走れませんでした。するとマーちゃんから走らなくていいぞと言われ少し恥ずかしい目にあいました。私達は最初、映画館にいきました。映画の内容は今でも覚えています。私とマーちゃんが初めて見た映画は「モンスターズ・イン・ハイスクール」という映画でした。私は見るもの全てが新鮮でその時間はあっという間に過ぎていきました。
マーちゃん「あれは良い映画だったな。俺も今でも覚えているぜ」
映画を見終わった後、時刻は18時を回ろうとしていました。するとマーちゃんがディナーを予約していると言いました。私はは楽しみで仕方ありませんでした。マーちゃんに連れられるまま、私は高級レストランのお店に入りました。出てくる料理は全て美味しく、そして美しかったです。いつも食べている料理とは全く違うような感じがしました。ディナーを済ますとマーちゃんはティブロの景色が一望できる小高い丘に私を連れていきました。私はここで決心しました。マーちゃんに告白しようと。私はドキドキしながらティブロの一望を眺めていました。少し時間が経ったあと、私はここで、そして今告白しようと口を開けました。するとまさかマーちゃんと話すタイミングが被ってしまったのです。
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