7.web小説のコンテスト

 これを書いているのは2025年の12月1日なのですが、今日から「カクヨムコンテスト11」が始まりました。

 私は2024年の12月末からカクヨムに参加したので、昨年のカクヨムコンは〆切ギリギリに『付喪神のモノローグ』(当時3話まで)を放り込むだけで終わってしまったのですが、今年は本格的に参戦したいと思っています。


 さて、カクヨムや小説家になろうを始めてから、私はweb小説のコンテストにも作品を応募するようになりましたが、初めてやってみた感想は一つでした。

「なんと楽なんだ!」

 公募新人賞の場合、小説を印刷したり、応募シートを書いたり、郵便局に持って行ったりと、1回出すだけで結構な手間がかかるのですが、web小説だと、これがボタン一つ、もしくはタグをつけるだけで済むのです。

 しかも、落ちても書き直しも、次のコンテストへ出すのも簡単。

 便利すぎて、涙が出そうでしたね(笑)


 ……という、インターネット老人の戯言は置いておいて。


 このweb小説コンテストで、大きなカルチャーショックを受けたことがあります。

 それは、「応募作」が読めるということでした。

 web小説に慣れ親しんでいるカクヨム作家の皆様や読者の皆様は、何を当たり前のことを言ってるんだ?とお思いでしょうが、これは公募勢からすると、かなり感覚的に違和感があり、また驚きでもありました。


 公募新人賞の場合、ライバルの作品はほぼ読めません。

 唯一読めるのは、受賞して刊行された作品だけですね。

 そういう意味では、共に応募中の作品を読めるというのは、私としてはとても新鮮でした。

 特に、上位の作品を読むのは結構勉強にもなるので、この前の「カドカワBOOKS10周年記念コンテスト」の時は、結構、応募作を読んでいました。

 それをある程度反映させた成果もあったのか、「こちら、ぽんこつダンジョン製造所」は中間選考を突破しましたが。

 更に、カクヨムの場合、応募作が週間評価でランキングになっているので、自分が読者評価でどの辺りにいるのか、一発でわかります。

 これは面白いなぁと思いました。


 必然、そこからランキングを1つでも上げようと、皆さんが近況ノートやXなどを使って、宣伝をするわけですが、なんかスポーツの試合か、もしくは選挙活動みたいだなぁと思って、いつも見ています(笑)

 私はその文化に馴染みがないので、コンテストに応募しても、あまり応援を要請したりはしないのですが、まぁ、これはこれでお祭りっぽくていいなぁと思っています。


 但し。

 この方式に問題がないかと言うと、そうでもないなと思っています。


 まず、純粋にコンテストランキングで受賞が決まるわけではない点。

 いくつか応募していてわかりましたが、ランキング上位だからといって、必ず受賞するわけではないようです。

 また、その逆も然りで、ランキング下位でも、たまに受賞したりするものがあります。

 なので、ランキングで上位にいけなくても、望みを捨てる必要はないのですが、この審査基準が、今一つどのコンテストも判然としないんですよね。

 まぁ、判断基準が判然としないのは、公募新人賞でも同じなのですが、問題は中途半端にランキングという基準があるので、応募者が異議を唱えやすくなってしまっている点ですね。

 それでコンテストが荒れたり、せっかくの受賞作が貶されるくらいなら、公募新人賞と同じく、審査基準は完全シークレットにしていいと思うのですが、どうでしょうかね。


 あとは人海戦術による評価上げ。

 カクヨムに限らず、web小説のコンテストは、★やフォロワー数などの数が結果に反映すると、明確に書かれている場合が殆どです。

 それ自体は別にいいと思うのですが、これは実は人海戦術でどうにか出来てしまうんですよね。

 例えば、私は事業所の長をしていますが、系列を含めると、従業員は100人以上います。

 取引先の人や親戚も含めると、200人は知り合いがいるでしょうか。

 その全員にお願いして、カクヨムに登録してもらい、コンテスト応募作にフォロー、★、♡を入れてもらえば、それだけでフォロワー数200人以上、★600以上の人気作が出来上がるわけです。

 しかも、タイミングさえ合わせれば、ランキングを駆け登ることも可能。

 もちろん、やりませんけどね(笑)


 今回のカクヨムコンから、友達同士や仲のいいカクヨム作家同士の評価のし合いに関しては、制限をかけたそうですが、リアルによる人海戦術の対策は、今のところできていないように思いますね。

 こういうところは、今後のweb小説コンテストの課題になっていくと思います。



 というわけで、多少ネガティブなことも書きましたが、総合的には私はコンテストを楽しんでいる方の人間です。

 もちろん、25年も燻ぶっているので、デビューのきっかけを掴みたいというのもありますが、同じカクヨム作家にも参加されている方がたくさんいらっしゃるので、皆さんと切磋琢磨して、お祭りを盛り上げていくというのは、面白いと思います。

 それを面白いままにする為にも、皆さん、不正はやめましょう(笑)



 ちなみにですが、この創作論はカクヨムコンのどの応募規定にも合わないので、応募不可となっています(笑)

 何気に私の作品では星の数が4番手と上位なのですが。

 まぁこれは、投稿を主にしていたのが10月末から11月で、この期間はカクヨムコンに備える為、小説の投稿数が一気に少なくなったので、相対的にPVや評価が上がったのではないかと、🐟あらまき🐟様に教えて頂きました。

 11月はそういう意味で、狙い目だそうです。

 全く意図していませんでしたが、この時期に創作論を投稿したのは、実は正解だったのかもしれませんね。

 あとは、意図してこれを出来る優秀さが私に備われば、完璧なのですが(^^;)




『こちら、ぽんこつダンジョン製造所』

https://kakuyomu.jp/works/16818792437289277647


『付喪神のモノローグ』

https://kakuyomu.jp/works/16818093091063992690




 あっ、この内容は決して参考にしてはいけません。

 25年はデビューできなくなってしまいますよ。

 あくまで、読み物として眺めて頂ければ、幸いです。

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