第25話

いよいよ、美月の番がきた。


美月の母親・父親が、一生懸命卒業式の写真をとっている。


美月の父は、小さい頃から変わっていなく、18歳になった、いまでも美月を溺愛している。


美月が、A組の中で最後の出席番号であり、A組の卒業証書を、代表してもらうことが出来る。


A組が担任の指示で、先に座りその後にB組・C組と来る。


月が丘は、学年に3クラスあったため、一人一人卒業証書を貰うことが出来ないため、各クラスの最後の出席番号が代表して貰う。


※ ただし、名前は呼ばれる。卒業証書は、最後の出席番号。


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