第7話 月みたいな女の子

睦月side


星乃家の車がバーベキューする海の近くの駐車場に止まったのが見えた。


そして、これが今の美月との出会いだった。


初めに女の子の父親が出てきて、挨拶にきた。


「お久しぶりです!おはようございます!今、美月が来ますので、久しぶりに元気になった美月を見てください。お久しぶり。むっくん!元気だった?」


「うん!元気モリモリだよ!」


「それは良かった!今、美月来るからね。」


「女の子【美月】っていうの?」


「そうだよ。生まれた日が何十年かに1度の綺麗な月が見れた日だから、月に関する名前にしたの。」


初めて知った。パパママになんにも言われてなかったから。


【もう!内緒にしてたのに!翔くんはいつも睦月にネタバレしちゃう!】


「ごめんごめん!」


親たちが話しているうちに、例の【美月】という女の子が現れた。



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