Bluewolfs戦記 異世界に近未来兵器で乗り込んだら、そりゃ無双もするわ!!
猫好きおじさん
プロローグ
「面白くなってきたぜ!!」
その時、耕助は満面の笑みを浮かべ、リニアブーストを点火。時速百キロを超える速度で敵陣へと突っ込む。 飛来する火球や氷の矢――「魔法」と呼ばれる現象を鼻で笑いながら、レールマシンガンの轟音が戦場を支配した。
耕助は、この場所が異世界であることを確信しつつ、自分を縛るモノが何もない事実に歓喜した。
「てめえら勝手にアヤかけてきて、ビビったとは言わせねえぞ!」
大型騎士のコクピットを叩き潰し、ヘビーナイフで獣人を両断する。耕助にとっては、ここは恐怖の戦場ではなく、最高の娯楽施設だった。
一方、仁は冷徹に側面へと回り込む。
「ノロノロしてるからだろ」
耕助が敵の本陣へ突撃しようとした瞬間、仁のラグナロクが左肩の荷電粒子砲を放った。紫煙を上げる銃口。一撃で敵本陣を消し飛ばす圧倒的な火力。
二人の規格外な「力」の前に、異世界の軍勢は文字通り蹂躙された。
それは、異世界『ロナルディア』に顕現した、敵対する者にとって悪夢の始まりであり、味方にとっては大いなる福音となる二匹の蒼い狼の咆哮であった。
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