路上占い、あれこれ㊸【占い師は知人の苦労話を聞く②】

崔 梨遙(再)

1分以内で読める783文字です。よろしくお願いします。

 もう、ネタバレしまくってると思いますが、知人の話です。前作㊷の彼女さんがAV女優さんだった、という知人ではありません。別の知人です。



 知人は風俗街を歩いていた。知人はそのまま目に入った風俗店に入った。写真を見て、好みの女性を指名した。好みのタイプ、そう、それもそのはず、その女性は知人の彼女によく似ていたのです。


「お待たせしました、〇〇さん、どうぞ。女の子がお待ちです」


 もう、予想されていると思いますが、その女性は知人の彼女さん、ご本人でした。




 知人は、風俗街を歩いていた。そんな知人の背中をポンと叩く人がいた。振り向くと、知人の元カノ(上記の前の彼女さん)だった。彼女はOLだったはず。


「久しぶり!」

「あ、久しぶり。っていうか、なんでお前がここにいるの?」

「私、ここら辺で働いてるから」

「ここら辺って、風俗街だぞ」

「うん、ホテヘル」

「いつからホテヘルで働いてるんだ?」

「あなたと付き合う前から。ねえ、今から店に来てよ。指名してよ~♪(はあと)」




 知人は風俗街を歩いていた。その店は写真指名が出来なかった。タイプ合わせといって、店員に好みのタイプを聞かれる。で、店員のタイプ合わせで引きあわされた女性は・・・知人の別れた元嫁だった。


「! ・・・ご無沙汰しております・・・」

「! ・・・ご無沙汰しております・・・」




 っていうか、知人よ! なんでお前はこんな出来事が続くんだ?




 僕自身は、最初の彼女が風俗嬢でしたし、その後も風俗嬢とお付き合いしたり、風俗嬢の皆様にはいつも大変かわいがってもらえましたので、風俗嬢は好きです。誰かがやらなければならない職業の1つだと思います。


 実は、僕は某AV女優さんにもかわいがってもらいました。とても素敵な女性でした。なので、僕はAV女優さんも大好きです。誰かがやらないといけない職業です。



 みんな、ただ幸せになりたいだけなのに、いろいろと苦労しますね。




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