読んだ後にぐるぐると考えが巡る

 初っ端から五感を刺激する表現力で展開される、少し鬱々とした空気感を纏うストーリーに引き込まれます。

 誰の考えが正しくて、誰の行動が正解か。何が自分で何が他人なのか。

 認識とは何か、そんな思考の渦の中で手招きしている作者が見える、素敵な作品でした。

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