SFの良さが詰まってるなって思いました

空想の未来のお話が現在の延長線上にあり得るように思えて、SFの良さが詰まってるなって思いました。
地球の環境問題とか、イーロンマスクの火星移住計画とかよく話題になってますよね。それだけに興味深くて。
しかも、結構なディストピア感というか、格差社会が極まっていて。
「今の太陽は死体の輝きでできている」「人と星の残光で、銀河と未来は照らされている」と言われて、なんともスケールの大きな感じが好きだなと思いました。
「人類、小さいのにでっかいことをしてるなあ。残酷だけどすごいなあ。残酷という感想も小さいのかなあ」
「でも搾取されてる労働者の身からすると本当に過酷だよ」
「いやいや、宇宙規模ではそんなの無に等しいね」…みたいな。
オチも素敵。小粋だな……格好いい。「読んでて心地いい」がある。
こういうのを書けるの、尊敬します。