第3話お得は助かる。

缶コーヒーが値上がりしながらますます。

朝のモーニングメニューは助かる。


前他人と話した時に、缶コーヒーでよく無い?と休憩のしたかを話したっけなぁ、確か。


高い?いやいや、場所代込みで安く無い?

まあ、居場所を確保したいなんて、家に帰ればとか、クラスの席あるやん自分の、なんて言う人らにはわかるまい。


はみ出る側に侵食されて、んだから君らに。


さて。

ほぼ飲み終えたコーヒーを、底一滴最後までと粘るのを諦めて水を飲む。


いや、静かでいい。

本当に。

家だってここだって誰かがいる場所だけど、家でも守られてないなら、他人がいる場の方がまし。


話しかけてはこないから。

嫌なことをわざわざ、ずっと。

あまりいない場所、夜は危ないし、朝が開いたらいいのに。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る