“青春とは何か”という問いかけが冒頭にあって、印象的でした。綾ちゃんの内省と行動力がすごくリアルに表現されています。夜輝さんとのやり取りも可愛くて、青春と痛みが同居してました!
「ミステリー研究会を作って理想の青春を送りたい!」――そんな目標を掲げる主人公・杉浦綾の等身大の挑戦を描いた本作は、笑えて共感できて、ちょっぴり心に残る青春ストーリーです。最初は人見知り気味な綾が、クセのある仲間たち(特にハーフの夜輝!)と出会い、小さな謎を一緒に解いていく展開は、ミステリー好きの心をくすぐります。「自分の好きなことを全力で楽しみたい」という気持ちを素直に応援したくなる、そんな作品です。