怒られるほうがましかもしれない
えー。家族のためとパンを大量に買ってきたものです。
無事、爆死しました。
両親はね、食べはするんですよ。
でも食べながら「これ幾らしたの?」「均等に切ってよ」「お金はあんたの財布から出すんでしょう?」「豪勢な朝ごはんありがとねー」等々
うるさいんじゃい!!
最初に「ありがとうね」がくれば自分も喜んだかもしれないけれども、それが許されるのは小学生まで……
買ったものに【責任】が生まれるんですね。
特に甘いパンなのが悪かったのかもしれない。
身体に悪いよなあ、とびくびくしながら食べて楽しめなかったから、普段ならスルー出来る発言もちくちくぐりぐり胸に刺さってしまったんだろうなあ。
それでお昼時までふて寝してました。
どうせ夜は寝れないんだからね。
昼にたっぷり寝てやるよ、ひきこもり(ニートともいう)だからね、しょうがないね。
これからは、朝からやってるスーパーに行ったら、とか言われたけどさ……
もう今回の件で厭になった、自分には買い物能力がないんだりょ!
残ったパンに加えてまた再びの備蓄用のカップラーメン食べました。
ダイコンサラダ……なんのことでしょうきおくにございません。
せめて洗い物でもしようかと思い、ゴム手袋を手にはめましたが、もうオデの精神はぼどぼどだ――ということで、椅子に座ってゴム手袋の伸縮性を調べるだけの物体に成り果てました。
最終的に水をぱちゃぱちゃして、泣きたくなったので、今ここで愚痴を吐き散らかしているんす。
もう存在が間違っていたとしか思えない。
小学生が帰る喧しい声が聞こえる。
犯罪者にだけはなるなよ、という心の声も聞こえる。
いったいいつまでこの状況に耐えればいいのだろう。
自分でアクションを起こしたつもりだった。
それが、裏目に出た……というより、賽など振られてなかった。
自分が勝手に両親の褒めを期待して、其れが無かったら一方的に落ち込んで。
恵まれているのだ――自由だから。
自由だから、将来どうなるか解らなくて怖い。
入院はもう二度としたくない。
辛いのは、贅沢をしてしまうから。
そして、それを許される環境にあるから。
裕福でもないのに散財はできて、肥満なのに無限に食べることができる。
自由すぎて怖いというのは、幸せすぎて怖いと同義だろうか?
普通の人は、自分で自分を律するのだろう。
そのリミッターが、欠けているのだ。
欠けているのは、人間性と知能だ。
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