冒頭の殺陣から一転、「食」を軸に物語を立ち上げる構成が気持ちよく決まっています。竹千代と膳の掛け合いが軽快で、会話そのものが推進力になっているのが強いです。オロチ討伐が「仕事」であり「食材確保」でもある発想が、世界観とキャラの欲望に直結していて納得できます。料理描写が単なるネタに終わらず、旅の目的と仲間の必然性を作っている点が上手いです。この先も「何を倒して何を食べるのか」で物語が広がっていく期待が、自然に残りました。
一話目を見て、おっこいつはうめぇな! と思わせる節回しに思わず前のめりで続きをかっ食らいたくなる展開! そして何よりどうしようもなく美味そうな飯……!読んでいて、仮名手本忠臣蔵を思い出してしまうような軽快な文体はもちろんのこと、そこに出て要素も魅力的でしょうがない。こりゃあ続きが楽しみですぜ……!