カネと親友を秤にかけりゃ……

カネは命より重い。

誰かが言った言葉でございますが、まさに、それを体現したかのような物語にございました。


主人公は、とある事情により、三億円という大金を所持しております。
それでも堅実に生きるために、木造のアパートに住み、金持ちを悟られないように慎重に生きております。


……堅実というよりも、悪党に見えますな。

しかし
この三億円がどういった経緯で彼女の元にやってきたのかが問題なわけです。


切羽詰まった生活を送る人間にとっての三億円と、
裕福な人間にとっての三億円。
果たして価値は一緒なのか……?






まあ、最後のワンセンテンスにアンサーを返すならこうですかね……。




示談だ!!






その他のおすすめレビュー

SB亭moyaさんの他のおすすめレビュー849