第24話 濡れ手から すり抜ける 恋心

初めて会った あの日は土砂降り

僕は君に ちょっと待っててと告げて車に傘を取りに行く 傘を持って君のもとに戻る途中 雨に打たれ

ずぶ濡れになったけれど 

その時 僕の頭の中では 君は僕の事を あの人は雨に濡れながらも『私』の為に走って行ってくれた=優しい人=好きになるかも と 君は僕に対して好意を寄せてくれるだろうと想像していた 

きっとなにかで観た映画やドラマの影響かも知れない

なんて単純な奴だと思われるだろうけど その時は本当に そう思っていた

彼女とはその後 何も進展はしなかった

そうじゃない そうゆうことじゃない じゃあ どうゆうこと? 僕の心に恋の方程式が突きつけられた

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