かなり“思想”の強い作品で面白かったです。リヒトが最初から理想家ではなく、「生き残るためには支配も改革も必要」と割り切っているのが良いですね。エルフ側が被害者で終わらず、“悪と悪の物語”として描こうとしている空気も印象的でした。あと、ルノアやユウナとの穏やかな日常があるからこそ、人族への怒りや滅亡の危機感が際立っています。戦記ものとしてかなり映える導入でした。