ある老人が一人、少女の指示を受けて、テストを受けることになった。 捻くれた性格をしている老人は、用紙を見た瞬間に憤りを覚えた。 書かれている「問題」とは、自分の過去、決して認めたくない出来事だったのだ……. 小粒ながら元気の出る短編作品。 毒づきつつも回答することはやめない老人と、そんな彼の周りにいたであろう「はた迷惑」な人々とのエピソードが、培ってきたものを感じさせる。 テストに対する考え方も変わってきそうな一作。