哀哭という言葉は、この物語のためにあるのではないか?

短編なのにボリューム満点……😭
1話1話が長めなので、入ってくる情報量がいっぱいいっぱいになって、もう……ホントもう……
コレが愛ですか……
わたしの語彙力は消えました。

主人公である燈矢や旭、銀……それぞれが持ちえる価値観を繊細に綴った物語だと思います。
まだその価値観を突き詰めることができる……けれど、短くまとめて読者にその根底にある愛を考えさせることで更なる情緒を生む……そんな感じです!

もうね、イッキ読み一択です。
でも読み終わってしまうのが辛いです。
この哀哭は彼に届くでしょうか。
彼のその涙を、わたしたちに拭うことは赦されないのでしょうか……。