【貞操逆転】え、子作りが使命!?俺が駄女神に転生させられた理由は、この世界に男を作るためって……それマジですか!?
ぽんぽこ5/16コミカライズ開始!
第1話 駄女神に転生召喚!?俺が最初の男神!?
「新世界に男を作り忘れたって、どんだけ馬鹿なんだこの駄女神いぃいいいっ!?」
「ごっ、ごめんなさいコウキ様ぁああああ!!!!」
俺の怒号が、荘厳な大神殿の天井に反響する。
目の前では、この世界を創造した女神のシズクが、まるで罪人のように大理石の床に額をこすりつけて土下座していた。白絹の衣装はしっとりと汗に濡れ、豊満な胸は押し潰されて今にもはみ出しそうだ。女神だというのに、哀れなほどの姿だった。
つい視線が危ない方向に吸い寄せられそうになるが、残念ながら今はそれどころではない。俺は拳を握りしめ、この馬鹿な神を叱らずにはいられなかった。
「それで俺を男神としてこの世界に転生させただって!? しかも子作りして男を増やせ?? 本当に、とんでもないことやらかしてくれましたねぇ!?」
「ううぅ……弁解のしようもございません……」
女神様――いや、もうシズクと呼んでやる。シズクはシクシクと泣きながら、許しを請うように潤んだ瞳で俺を見上げた。その顔は驚くほど幼く、憎めない。だが許せないものは許せない。
俺自身も、今は彼女と同じ白絹の衣装を着ている。だがそこに宿るのは人間だった頃の俺ではなく、神のオーラを纏う新しい存在だった。
「はぁ……異世界に行きたいとは日頃から思っていたが、まさか“人外”で異世界転生するとはな……」
俺は今、もう地球にはいない。というより、地球にいた俺はどうやら死んだらしい。ブラック企業勤めで過労死したのか、事故死したのか――その記憶は曖昧なまま、気づけば魂だけの存在になっていた。そして、その魂をこの駄女神に目をつけられ、今ここにいる。
そして『女しかいない世界』に、たったひとりの男として――それも人間ではなく神として呼び寄せられたのだ。
「でもそれには深い理由があって……」
シズクは嗚咽を漏らしながら、経緯を話し始めた。その内容を簡単にまとめると――
・シズクは元々、日本で男と縁のない生活を送り、処女のまま死んでしまった陰キャ非モテの女性だった。
・何の因果か女神として転生することになり、上位の神からまっさらな新世界を与えられた。
・調子に乗って好き勝手に世界を創造し終えたものの、男の存在をすっかり忘れていた。
・男がいなければ人間は増えず、やがて世界は崩壊する。
・そうなれば彼女自身も、上位神に消滅させられてしまう。
「――いや、それで男を外の世界から連れてくれば良いって……いくらなんでも、安直すぎだろ?」
「だって……男性のことなんて本当に分からなかったんです。その……子作りの仕方さえも……」
「マジかよ、アダムとイヴも腰を抜かすわ……それでお前、こんなヘンテコなモンを俺に着けちまったのかよ」
ここまであまりにも恥ずかしくて言えなかったが――俺の股間には、男性固有の“アレ”が無い。そう、子作りにほぼ必須の、あの部位だ。いや、代わりのブツがあるにはあるのだが……。
「でも、立派だと
シズクは頬を紅潮させ、俺の股間を指差してピンと人差し指を立てた。すると女神の力なのか、念動力で俺の股間のアレがうねり始め、服の内側からブツが勝手に飛び出してきた。
「おい、いきなりナニをしやがる!?」
「きゃあ、すごくイキの良い子ですね!」
「魚市場の魚みたいな言い方すんな! それにこれはアレじゃなくて、ただの触手だろうがぁああ!」
女神の人差し指の動きに合わせて、肌色の太い蛇のようなものが俺の股間でジタバタと暴れる。形状はたしかに似ているかもしれないが、これはまったくの別モノだ。これでどうやって子作りしろっていうんだよ!?
「そこは問題ないです! 女の子の穴にブチ込んで、ドピュってコウキ様のモノを出せばいいだけですから」
「言い方ァ! お前、処女だったってウソだろ!?」
「本当ですってば!……分かりました。コウキ様がそこまで言うのなら、まずは
――え、それマジで言ってる?
――――――
続きは本日18時半ごろ!
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