初冬
秋はどこへ行ったの?
入道雲も
大輪のひまわりも
蝉の鳴き声も消えてしまい
森の木々が色づき
赤や黄色の鮮やかな絨毯が広がっていたのに
いつのまにか森に静寂が戻り
落ち葉の香りがそっと漂い始めた
秋は一瞬で過ぎ去っていき
白い妖精が舞い降りる舞台の準備が整う頃
そこはもう
白銀の寂寞の世界
気分転換の創作 ―掌編集― 猫屋比奈 @hinanekoya1105
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。気分転換の創作 ―掌編集―の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます