イエティ

かぐや様は告らせたい。

私の大好きなアニメ。


漫画はまだ読めていないけれど、

忠実にアニメ化されているらしいです。


その中の一コマ。

かぐや様が初めて単独登校し、横断歩道を渡れない女子小学生の手を引いて、一緒に登校する。


とても微笑ましく、本人の思惑とは裏腹に、

かぐや様本来の優しさが滲み出るシーンです。


私は、この一コマで物凄く感銘を受けました。


女の子がお友達を「イエティ」とあだ名で呼びます。

かぐや様は、思わず「雪男!?」と返します。


女の子は、「ううん、家永ちゃんだからイエティだよ」と笑顔で答えます。


家永だからイエティ。

小学生女子ならではの、親しみを込めたストレートなあだ名。


たったのワンシーン。


この短いエピソードの、ほんの小さな脇役に、ここまで心のこもったあだ名を付けてしまう。

作者の赤坂先生のセンスの良さ、作品に対する愛情が感じられます。

しかも、いかにも子供が付けそうなあだ名なんです。


子供のあだ名は、とっても可愛らしい反面、時に残酷な表現をします。

それが、子供の純粋な発想力、純真で残忍な一面。


赤坂先生の発想力、表現力、ユーモアセンス。


私も、こうなりたい。

こうありたいと思う一コマでした。


逆立ちしても、近づけませんね。

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