生き続けることの分岐
- ★★★ Excellent!!!
価値ある自分とは、どんな姿なのだろう。
それは他人が決めるもの?
それとも自分自身が決めるもの?
きっと、どちらも違うのだと思います。
誰かに見出されたとしても、自分でいくら肯定しようとも、
「自分の価値」と名付けた瞬間、人生は分岐する。
そこにあるのは否定か肯定か。その二択だけ。
肯定を選んだ先にもまた同じ分岐が現れ、
きっと否定されるまでその道は途切れない。
「ルカ」という少年は、その途中でいったい何度分岐点に立つのでしょう。
物語の中に、もうひとつの選択を見つけられるかもしれません。