前世人間、今オーガ
有馬 雫
プロローグ1 主人公
突然だが、君たちは周囲の人とは違った人間の在り方をしているといえるだろうか?
人間の在り方ってのは、特技とするものをはじめ、考え方、周囲の人々とのかかわり方などのことをここでは指そうと思う。
するとたいていの人々は ”している” と答えるだろう。
しかし、俺こと
何をやっても平均程度、人付き合いもほどほどであり、特技というものがまるでない、すべてが平凡。平凡すぎるが故人間として異常なのである。
そんな平凡である俺の近くにはなんでもそつなくこなす超人である妹と武道という一つの道を極めた幼馴染がいる。
この人間として大いに正しい二人にあこがれると同時に劣等感を感じざるを得ない。
では、こんな状況にある人間が異世界に行くことになったとき、また平凡な人間となるか、はたまたすべてが人間と異なる魔物となるか...
そんな簡単な二者択一、俺は考えるまでもなかった...
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