まとめ
遺影、仏壇、骨壺、卒塔婆、それらを分割して一箇所にまとめる意味は未だにわからないが、ある種のローカルルールなのか。パイプが刺さったあの場所も、多分即身仏か。仏教あるいは密教の領域だが、パイプに飾られた紙垂だけは神道の領域だ。少なくともそのあたりの宗教が混ざった民間信仰の村ということは推察できる。
先祖の死を五軒に分割して供養し、末裔が即身仏としてコンクリートの下に?
廃村には廃村になるだけの理由があるのはわかるが、こういう形で人がいなくなり廃村になるとは考えもしなかった。
結局村には誰もいなかったわけだが、四十九の即身仏を埋めるための人間が必要だから、廃村とは言え誰もいないわけではなかったのだろう。
村に行った話 氷喰数舞 @slsweep0775
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