遠く深く

星るるめ

ハイタ

ねぇ戻って


どうか戻ってきて


鮮やかで賑やかな君の世界


勘違いや思い違いも


個性にしてくような


誤字脱字さえ味にしてくような


歪で奇妙な感覚と美学が


気持ち悪くって


だけど君らしくって


最高に素敵だと思ってた


けれどそんなもの


もう認められないと


もう許されないのだと


ああ すべて正されてゆく


いいやそんな可愛い物じゃなく


すべて奪われ消されてく


そして何もかも


支配されてゆくよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る