第7話 個性派だらけのクラス1人の夜を体験するようですよ?

それじゃ〜また明日〜


またね〜


(解散した女子たち)


(虫鏡むしかがみ)

ふぅ.....


ガソゴソ...(部屋の中には男女の下着や服が予め入ってあるか...それにこの世界基準だろうが

様々な生活道具や家具などが揃ってある。皆の話を聞いた感じ全部屋こんなこん時なのだろうな。ふむ、これをどう見るべきか...)


ジィ...ジャーー(シャワーの音)


(お湯が出る...それに浴槽...この世界の人々は皆湯船に浸かるのか...それともワシらの為に用意したのか...どちらにせよこの異世界の人々の生活が分からない以上なにも言えぬな...

それにこのお湯も前の世界の様にガスを使って温めているのか魔法なのか...暇な時、まなぶ

一緒に分解してみるか...

石鹸はあるがシャンプーなどはないか...とりあえず1番の目標は情報収集しつつ

前の世界の最低基準ぐらいの生活にレベルを上げなければな...

これが続けば女子達から不満が出ていずれ爆発する.....

洗濯機などもないし恐らくこの世界の衣類は水洗いだろう...

はぁ...(ため息)早一はやいのやつ女子達の事をわしに押し付けよって全く...

だが仕方ないか...男子は真面目田まじめだが居るから良いとして

女子はギャル子にでもまとめさせれば良い物を、早一はやいの作戦では

奴を別の思惑に使う予定らしいし...

全く奴め...考えたらムカついてきたわ!!)


キュッキュッ...ガシャン!(シャワーから出た音)


(タオルで髪を吹く)

(だが仕方ないか...奴が今1番クラスの中で役に立つ。)


パフっ...(ベットにダイブ)


せいぜいこき使われてやるわい。


.......所でお主ら何をしておるか?


(ギャル子)

いや〜.....

実は.....


(ギャル子の後ろから顔を出す)


(影子かげこ)

実は...部屋に戻ったら兄がもう寝てて...

それも信じられないすごい寝方してて...


(薬乃くすの数美かずみ)

私たちは2人で寝ようとしたんだけど廊下で2人の声が聞こえて...

すいちゃんの部屋に行くって来たからつい...


(腐女子ふじこ)

デュフフ...私は暇してたから...着いてきちゃった...デュフフ


(舎弟しゃてい21番)

わ、わ、私も...部屋に居ずらくてつい...


(虫鏡むしかがみ)

そうか...他の奴らは相方が居るから心配ないか。


では皆わしのベットで寝るか〜


(ギャル子)

そ、それよりさ...みんな気にしてるから言うんだけど

もしかしてすいちゃん裸族てやつ?


(他のみんな)

うんうん!!(首を縦に振る)


(虫鏡むしかがみ)

ん?なんの事じゃ?


(ギャル子)

そのバスタオル1枚の格好でふらふらしてるから...


(虫鏡むしかがみ)

あぁ〜これか。

つい自分の部屋だったから忘れておったわ。

まぁここには女子しか居ないしいいじゃろ。


(影子かげこ)

わお...すごい...大胆...


(虫鏡むしかがみ)

んじゃまあそれはいいとして...

そろそろ寝るか!


(ギャル子)

了解〜それじゃ私はここら辺で〜


(虫鏡むしかがみ)

なんじゃ、お主はいいのか?


(ギャル子)

私は影子かげこに相談されたから案内しただけ〜

それに私...ものすごく寝相悪くてみんなのこと蹴飛ばしちゃうかもだから...


(虫鏡むしかがみ)

そ、そうか...それは残念じゃ...

それじゃ気をつけて戻るんじゃぞ〜


(他の女子)

ギャル子ちゃん〜おやすみー!


(ギャル子)

うん!それじゃまた明日〜


ガシャン(扉が閉まる音)


(虫鏡むしかがみ)

んじゃ...電気消して寝るか...


ピッ...(リモコンを押したら電気が消えた)


ミシッ...(ベットに上がる)


ふぅ...このベットが広くて助かったなぁ〜

さすがに女子とはいえこの人数じゃ入らんからな。


(腐女子ふじこ)

そ、そうだね...私たち6人が入れるベットはなかなかないからね...デュフフ...


(21番)

そ、そうだね...それにしてもすいちゃん

私たちを受け入れてくれてありがとう。

私の部屋は男2人だし...うるさいしで...

それに少し寂しくて.....


(虫鏡むしかがみ)

そうじゃな...1人だろうが何人居よう元の世界の事を考えると寂しくて押し潰れそうな気持ちになるからな...


(みんな無言...)


だからまぁなんじゃ...

寂しくなったらわしの部屋にこい!!

いつでも寝に来て良いからな!!


それにわし1人でこの大部屋だと寂しいしな...


(影子かげこ)

うん...ありがとすいちゃん...


(抱きつく)


(虫鏡むしかがみ)

いいってことよ〜!


(薬乃くすの数美かずみ)

うんうん...1人は寂しいからね...

1人でダメでもみんなとなら!これ科学の基本ね


(2人も抱きつく)


(虫鏡むしかがみ)

おいおい!!

お前らはいつも2人だから対して寂しくないじゃろ!!


(腐女子ふじこ&21番)

デュフフ...女の子の絆...これはこれであり...デュフフ

わ、私も抱きついてもいいかな...


(虫鏡むしかがみ)

おいおいお前らさすがにくっつきすぎじゃ...

わしの体は1つしかないんじゃぞ...

.....だが以外にも悪くないか?


(みんな)

もう...すいちゃんったら何言ってるの〜もう〜

デュフフ...百合の予感...デュフフ

スヤスヤ...Zzz


(真面目田まじめだ)

.....いよいよ明日だ。

(手を握りしめて)

僕らは絶対生き残る...そして元の世界に帰るんだ。


(けんじ)

グガ...ゴギガゴギガ...(イビキ)

(家建いえたて)

(う、うるさい...)


(浪太ろうた)

(ふwお前程度では俺の足元にも及ばない...

終わりだ!!エクストリームバーストぉぉぉ!!)

Zzz・・・


(金成かねなり)

ふー...一体これからどうなるのかねぇ...

(人道ひとみち)

わからないよ...でも僕たちなら大丈夫さ...タブン...


(詩音しおん)

かなえ?寂しくない?


(かなえ)

僕は大丈夫だよ!!お姉ちゃんが居るから寂しくないよ!!


(詩音しおん)

ふふ...ありがとう

チュッ...(おでこにキスをした)

私たち2人ならやっていけるわ...

だから心配しないでね...

おやすみかなえ


(早一はやい)

お、おいwちょ待てよw

(ギャル子)

んー?何、早一はやい廊下で待ち伏せ?

まじ不審者〜前の世界なら通報なんですけど〜

.......それで?なんの用?



(言識ことしき)

.......(無言で何かを考えている)


(闘化とうか魔凛まりん)

うん...大丈夫。

うん...そうだね...

大丈夫...私は2人で1人...

それがどこでも変わらないから...


(鈴木すずき)

明日の授業は...

あ、そうか僕異世界に来たんだった...

明日は話を聞きに行くんだっけ...

聞きたいことをまとめておこう...


(空鳥そらとり)

ふははははw我w1階なりw


(怒気どき)

ふー.....

バチン(顔を叩く)

大丈夫だ。ここがどこだろうと...何者が相手でも...俺が全員ぶっとばす!!


(舎弟達しゃていたち20番、22番)

888...889...900...901...992...ん?今どこまで数えてたっけ?(筋トレ中)


はぁ...温泉最高.....



(皆寂しくも1人の夜を体験する。あまりに暗い夜と1人の静かな夜は一人一人に辛い体験を

させた。だがそんな事では問題児こいつらはこんなことではいじけない!!

いよいよ始まる異世界生活...皆は果たしてやって行けるのか?)

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