「煌月流」の天才と謳われながらも、周囲からの過剰な期待と自分の無力さのギャップに押し潰され、「偽りの天才」として生きることに限界を感じていた生徒会長の令嬢・フレア。
彼女はある日、街で暴走した危険な魔法を、面倒くさそうに「アンチマジック(魔法消滅)」で打ち消した魔道具店の銀髪少女・ルナに窮地を救われます。
本作の最大の魅力は、栄光という名の鎖に縛られたフレアが、魔力ゼロで無気力だけれど芯のあるルナの「飾らない素顔」に少しずつ心を開き、救済されていく尊い関係性です!
事件の手柄を押し付けられて自己嫌悪に陥ったフレアが、お礼のために超高級なケーキを抱えてルナの店を訪れる第3話の展開は必見です。
自分の不甲斐なさに泣きそうになるフレアを見て、「泣かれるのは一番面倒くさい」と深いため息をつきながらも、素朴な「手作りの薬草パン」をぽいっと渡して不器用に慰めてあげるルナの
イケメンっぷり(?)が最高に刺さります。
地位も名誉も関係なく、ただの「フレア」として接してくれるルナに、彼女がどう惹かれていくのか。
対照的な二人が織りなす、不器用で心温まる救済ファンタジー百合を楽しみたい方に、全力でおすすめしたい作品です!