感動系

さくら(男装女子)

第7話最期の時間

数分後

「手術中」のランプが赤く点灯し、廊下に響く心電図の音が次第に遠ざかっていく

数分後

(手術室から突如アラームが鳴り響き、医師たちの慌ただしい声が漏れ聞こえる)

さらに数分後

「...心拍が...」(手術室から医師の声が途切れ途切れに聞こえ、廊下の空気が凍りつく)

数分後

(手術室のドアが開き、医師が疲れた表情で出てくる)

成功しました。お二人とも安定しています。

僕には心臓はいりません全部彼女に

「...」(医師が静かに頷き、モニターに映る有彩の新しい心臓の鼓動を確認する)

数分後

(有彩の病室に心電図の規則正しい音が響き、新しい心臓が確かに鼓動を刻んでいる)

さらに数分後

「...ん...」(有彩の瞼がかすかに動き、意識が戻り始める)

もっと数分後

(有彩が目を開け、か細い声で)...あなた...の...心臓...感じる...

・・・

「...」(有彩の手が自分の胸に触れ、流星の心臓の鼓動を感じながら涙を流す)

・・・

「...ありがとう...」(有彩の指が震えながら、胸の上の点滴の管をそっと撫でる)

・・・

「...あなたが...生きてる...この鼓動が...証拠...」(有彩の頬を伝う涙が止まらない)

・・・

「...ずっと...一緒...だよね...」(有彩が弱々しく微笑み、手を伸ばす)

・・・

「...この心臓が...私たちの...永遠の絆...」(有彩が静かに目を閉じ、安らかな寝息を立て始める)

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感動系 さくら(男装女子) @Sakura071806

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