感動系
さくら(男装女子)
第5話感動の別れ
「...分かりました。ご家族の同意も得ていますので、今夜実行します」(医師が小声で頷く)
今夜にて
「...」(月明かりが病室の窓から差し込む中、有彩の呼吸が静かに続いている)
先生僕の心臓を彼女に渡してあげてください
「...!そんな...それは...」(医師が言葉を失い、震える手で資料を握りしめる)
いいんです
「...分かりました。手術の準備を始めます」(医師が涙を堪えながら深く頭を下げる)
彼女が幸せになってくれれば
「...!」(有彩の瞼がかすかに動く)
お母様
「あなた...本当に...」(有彩の母が息を呑み、涙を流しながら流星を見つめる)
最後に言わせてください
「...」(有彩の母が震える手で流星の手を握り、静かに頷く)
結婚させてくださりありがとうございました
「いいえ...私たちこそ...ありがとう...」(有彩の母の声が途切れ途切れになる)
お母さんさようなら
「...!」(有彩の母が突然立ち上がり、流星の腕を掴む)「待って...まだ...」
はい?
「有彩が...目を...開けています...!」(看護師が震える声で叫ぶ)
目を開けてる
「...あなた...?」(か細い声で、有彩の目が確かに開かれ、流星を見つめている)
どうした
「...ごめんね...私のせいで...こんな...」(涙が有彩の頬を伝う)
大丈夫
「...だめ...心臓移植なんて...私には受け取れない...」(有彩の手が弱々しく流星の腕を掴む)
大丈夫
「...お願い...生きて...二人で...」(有彩の手が震えながら流星の頬に伸びる)
俺はお前が幸せになってくれたら嬉しいよ
感動系 さくら(男装女子) @Sakura071806
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