「ザ・ケルン・コンサート」まだ私は死なない!死ねない!

✿モンテ✣クリスト✿

ザ・ケルン・コンサート Part Ⅰ

🔴よこはま物語 Ⅳ½ Ⅱ、ヒメたちとのエピソード、

 https://bit.ly/3G45ibri

 第5話 絵美と出会う

 https://x.gd/tnTux

 Keith Jarrett - The Köln Concert - Part I (1/4)

 https://youtu.be/u-RZliAAe1I

🔴ザ・ケルン・コンサート、Wikipedia

 https://x.gd/Ib1wN


 あの日のことを、私は今でも鮮明に覚えている。春休みの大学街はひっそりして、まるで時間が止まったようだった。明大の古い講堂でピアノを弾くのは、私のひそかな習慣だった。借りものの舞台と鍵盤に、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を響かせる。譜面はない。自分の呼吸と記憶だけを頼りに、即興で再構築する。演奏しているあいだは、誰もいない世界にただひとり閉じ込められているような心地がした。


 けれど、あの日は違った。弾き終えた瞬間、私は気づいた。後方の暗がりに、ひとりの青年が座っていることに。ドアを開けた一瞬の光で、気配は感じていた。知らない男に覗かれていた、と一瞬、怒りが胸をよぎった。けれど、その怒りはすぐに戸惑いに変わった。彼の目が、演奏を汚すような視線ではなく、ただ真剣に聴いていた人の目だったからだ。


 彼の名は宮部明彦。油絵を描き、物理を学び、そして偶然ここに迷い込んだという。私は「偶然」という言葉をあまり信じない。けれど、彼と話しているうちに、その偶然がどこか運命のように感じられた。ジャズの話、本の話、ユングやデミアン、相対性理論や犯罪心理学……私たちの会話は、初対面とは思えないほど滑らかに、深く潜っていった。


 そして気がつけば、講堂を出て、山の上ホテルのバー「ノンノン」に座っていた。午後四時の空いたカウンターで、私はマーテルを、彼はメーカーズマークを頼んだ。ブランデーの琥珀色が、雨のしずくで曇った窓に映える。学生らしくない静けさと、少しだけ大人の時間。奇妙なことに、私はその時間を全然怖いとは思わなかった。むしろ、胸の奥にずっとあった孤独な旋律に、初めて和音が重なったように思えた。


 女と男は、どこまでいっても分かり合えない、と口では言いながら、私は彼に話しつづけた。彼の笑顔や、少し考えこむ横顔が、曲の終わりに響く余韻のように心に残った。偶然が、たまたまが好きだという彼に、私の中の何かが静かにほどけていく。ペルソナも、仮面も、ここには必要ないような気がした。


「ねえ、四月から、あなたの学部にニセ学生として通ったらどうかしら」思わず口にしていた。彼は笑って「いいよ」と言った。


 雨の土曜の午後、ケルン・コンサートから始まったこの出会いが、私にとってどんな物語になるのか、そのときの私はまだ知らなかった。


20216


 我が家の庭の北向きに昔から蝋梅ロウバイが植えられている。半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようで、臘月(旧暦十二月)に咲くことにちなんで蝋梅というらしい。花が少ない冬に自然の甘い香りがする。中国原産の落葉樹なのだそうだ。

 

 お母さまが樹齢四十年くらいと言っていた。四十年といえば戦前だ。植えられたのは1939年、昭和十四年くらいかな?樹高は六メートルを超えている。毎年、落葉が終わる十一月頃、植木屋さんが来て剪定していく。私の二階の窓からちょうど見えるのだ。窓を開けると甘い匂いが部屋に入ってくる。

 

 おっと、私は蝋梅ロウバイの花見をしているわけじゃない。優雅に手指の爪を切り、ものすごい格好で足の爪を切っているところなのだ。


 私は、プロの演奏家じゃない。でも、ピアノも弾くし、チェロも弾く。プロでなくても指の爪の切り方には気を使う。深爪はもちろんダメ。では、すべての指の爪の長さを揃えるかというとそうじゃない。

 

 ピアノを弾いていると爪が鍵盤にぶつかったり、あるいは、ピアノの鍵盤のカバーにぶつかったりということがある。爪が伸びすぎると、割れてしまったりとか、トラブルの原因になる。かなり気を使う。

 

 私はプロじゃないので、適当にしているが、でも、ある目安はあって、それに気を使いながら爪切りをする。プロの人にお聞きしたら、私の爪切りはいい加減らしい。

 

 まず、私は、指によって爪の長さを変えている。親指は、他の爪と違って、鍵盤に打つ時にぶつかる面というのは外側になるのだ。だから、左右の親指の外側は深爪にならないギリギリまで切る。それから、内側にいくに従って2~3ミリ残す。鍵盤に対して爪を切ったところがなるべく平面になるように切る。

 

 人差し指は、他の爪に比べて肉球の厚さが薄い。1~2ミリ残す。中指も同じくらいかな。薬指と小指は2~3ミリ残す。切りながらヤスリで整えていく。

 

 プロの人だと、マニュキュアを塗ると、微妙に爪の重さが違ってくるのだそうだ。私はそこまで気にしない、そこまでうまくないから。マニュキュアの代わりに、私は薄くハードナーを塗る。

 

 チェロは、あまり爪が気にならない。長いとダメだが、ギターのように爪弾くわけじゃなく、ボーを操るのに邪魔にならなければいいのだ。だから、爪の長さはピアノの演奏に合わせてお手入れをする。

 

 うん、できた。完璧。我ながら、細くて長い良い指だと思う。次は足の爪。ピアノのペダルを踏むことはあるけど、靴越しだもの。足の爪は演奏には関係ない。深爪しない程度に2~3ミリ残して、クリアのペディキュアを塗る。


 足の爪を切っているところは、これは、彼氏には見せられないな。今は彼氏、いないけれど。立膝をして爪の周囲が綺麗に切れればいいが、どうしても、左右の縁がうまく切れない。開脚をしないとダメなのだ。

 

 だいたい、足の爪を切る時は、着飾らないでしょ?Tシャツにパンティー姿。それで、ヨガのポーズよろしく、開脚をしたり、つま先を持ち上げたり、かなり際どい格好になる。

 

 これ、彼氏に見せられます?私はダメだな。今は、フリーで彼氏がいないけれど、足の爪を切る時は部屋を出ていってもらうだろう。

 

 あれ?足の爪を切っている時に私の部屋にいるような彼氏って、かなり近しい存在かな?それなら、M字開脚のパンツ丸見えでも彼には見せてもいいのかな?

 

 自分の部屋で足の爪切りをしていて、さあ、ペディキュアでも塗ろうかしら?なんて考えていたら、電話がかかってきた。


「もしもし、森でございますが?」と受話器を肩に乗せながら応答すると、「絵美?奈々です。元気?何してるの?」と中高大学とずっと一緒の神宮寺奈々からだ。「足の爪のお手入れをしてるのよ」と答えた。


「ねえねえ、絵美、明日ね・・・」

「イヤよ。行かない。遠慮しておきます」

「絵美ぃ~、私、何も言ってない!」

「どうせ、奈々のことだから、男の子絡みでしょ?」

「・・・それはそうだけどさ、この前知り合った子がドライブに行こうっていうのよ。それで、彼の友達も連れてくるっていうから・・・」

「奈々、あなたとは男の子の趣味が合わないのよ。ドライブに行って、あわよくば、というハンサムな男の子でしょう?私の土曜日をそんな子と時間を共にしたくない」

「そんな、肉食じゃないって、今度の子は・・・」


「ダメね。どうせ、肉食の奈々ちゃんだから、相手もそうなるのよ。私、そういうセックス主導のお付き合いってしません」

「ドライブだけだからさ。海を見てね・・・」

「イヤです。他をあたって下さい」

「絵美、あなた、今、フリーでしょ?いいじゃない?」

「ダメです。玲子にでも声をかけたら?私は行きません。玲子だったら、あなたと趣味が合うじゃない?」


「つれないなあ・・・明日は何か予定でもあるの?」

「明日はピアノの練習でもしようと思って」

「男の子よりもピアノなの?信じられない!」

「悪いわね。私は、男の子よりもピアノなのよ。今度、付き合うから」

「あなたの今度は十年後なんじゃないの?」

「そうかもしれない。さあ、玲子に電話しなさい。私はほっておいてね。でも、お誘い、ありがとう。男の子がらみでなければ、喜んで付き合うわ。じゃあね」

「まったく、もう・・・わかりました。玲子に電話するわよ。じゃあね~」


 奈々はいい子なんだけどなあ。でも、ハンサムな子に弱い。すぐ寝てしまう。そういうお付き合いは長続きしないわよ、という私の忠告は聞かないんだから。私はセックスを人質にするのって、できないもの。

 

 もちろん、私はセックスが嫌いってわけじゃない。相手と通じあえるセックスならいいのだ。一人しか経験がないけれどね。

 

 しかし、それがセックスが人質になるのなんてイヤなのだ。セックスをしてしまうと、大なり小なり相手に対する独占欲、所有欲、支配欲がムクムクと頭を持ち上げる。相手に依存してしまったり、執着してしまったりするようになる。セックスが介在してそういった感情が出てくるのがイヤ。でも、気持ちいいことは好き。

 

 う~ん、これじゃあ、しばらく相手は現れないかな?待ち人来たらずなのかしらね?


 おっと、そうだ、ピアノの手配をしないと。明治大学の総務課の知り合い、米倉さんに電話をかけた。「もしもし、総務課でございますが」「もしもし、森と申しますが、米倉さん、お願いいたします」しばらく待つと彼女が電話に出た。


「お待たせ。絵美ちゃん、今日は何?何のお願いかな?」

「米倉さん、明日、小講堂になにか予定は入っていません?借りられるかしら?」

「小講堂ねえ、ちょっと待ってね。予定表を確認するわ」と紙をめくる音がした。「午前も午後も空いているわよ。また、ピアノが弾きたくなったの?」

「ハイ、そうなんです」

「あなたの大学にもピアノはあるでしょうに?」

「それが、ウチの大学のピアノはヤマハで、スタインウェイじゃないんですよ。私、ヤマハは慣れなくて。では、午後二時頃にお伺いいたします」

「わかったわ。ピアノだって、飾っているだけじゃあ可哀想だから。こっちに着いたら、私の事務室に寄ってね。鍵を渡すから」

「ありがとうございます」


 よしよし、これで明日は思い切りピアノが弾ける。米倉さんへのお土産は・・・いただき物だけど、バームクーヘンがあったわね。お母さまに断ってこれを持っていこう。総務課のみなさんで食べられる分量くらいはあるわね。他校の生徒に大学施設を使わせてもらうんだから、ちゃんとしておかないと。


20217


 昼食のお手伝いをしようと下に降りてみると、お母さまがいそいそと台所で準備をしている。いつの間に買ったのか、業務用の大きなアルミの段付き鍋があって、お湯がグラグラ湧いている。湯切り用の竹の取っ手のてぼも買っている。

 

 また、この人の悪い癖で、まさか、手打ちのうどんとかそばを作るつもりじゃないでしょうね?前回は、イタリアから直輸入したパスタマシンで二ヶ月間、毎日パスタだった。二ヶ月で気が済んだのか、その後は、普段の食生活に戻ったが、またムズムズしたのだろうか?

 

「お母さま、まさか、手打ちの蕎麦とかうどんを作ろうというおつもりじゃないでしょうね?」

「あら?絵美ちゃん、手打ちのお蕎麦やおうどんが食べたいの?言ってくれれば、麺棒や蕎麦包丁だって買ったのに」

「そういうことではありません。また、二ヶ月間、蕎麦とうどんばっかりな生活はイヤです」

「まあまあ、心配しなくても、大丈夫よ。パスタと違って、手打ちのお蕎麦やおうどんは力がいるんだから。そこまではしません。今日はね、新潟の妻有そばつまりそばが手に入ったので、それを作るつもりよ。おいしいのよ。つなぎにね、布海苔ふのりを使っていて、つるつるの喉越しと滑らかな舌触りが最高なのよ」

「お手伝いしましょうか?」

「あら、済んじゃったわ。お蕎麦も茹でて晒してあるから。かき揚げ作ったわ。お座りなさい」


 彼女は、それはそれはうれしそうに、晒した蕎麦をてぼに放り込んで、茹でている。出汁も手作りで作ったに違いない。手早く二人分、蕎麦を作った。テーブルに運ぶと「さあ、召し上がれ」と言って麺をすする。私も食べてみた。あら、本当においしい。

 

 テレビでは、中越戦争勃発なんてやっている。それを見ていた彼女が「あらあら、共産主義と言っても一枚岩じゃない証拠ね。イデオロギーで世界が変わるなら、紀元前にとっくに変わっていていいものね」と言う。「民族的な確執をイデオロギーというオブラートに包んでいるだけなんじゃないかしら?」となんとなく私が答えた。すると、

 

「確かに、ベトナムがポル・ポトのカンボジアへ去年侵攻したのが発端。ただ、ポル・ポトのクメール・ルージュは民族主義というわけじゃないわ。フランスなどのインドシナ半島からの撤退後の反植民地主義的なナショナリズムと極端な毛沢東思想を組み合わせたもの。カンボジアのクメール人はカンボジアでは多数派。インド文明の影響が強い。それに対して、ベトナムのキン族は、千年以上にわたって中国の支配を受け続けたから、カンボジアなどの周辺地域の民族と違って、インド文明をほとんど受容しなかった。漢字を使用し、中国風の姓を使っていて、中国文明を受け入れた。今回は、ベトナムの小中華的覇権主義に対して、本家の中国が本場中華的覇権主義を発揮した戦争だもの。すぐ終わるわよ」と時々彼女はおかしな知識を開陳するのだ。


 我が母親ながら、彼女はあまり自分のことを話さない。哲学科出身で、カール・ポパーというイギリスの哲学者の研究をしていたらしい。どういう人物なのか調べたら、フロイトやアドラーといった心理学者、マルクス主義の歴史理論、全体主義などの人種主義的な歴史解釈を疑似科学を伴った理論として批判していた哲学者のようだ。戦前、戦後の大学時代にこういった人物を研究していたのなら、かなりの変わり者だったんだろう。

 

 それから、朝鮮戦争が勃発した頃、一時期、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に勤務していたということをお父さまが言っていた。マッカーサーの秘書でもやっていたのかしらね?


「ところで、今日はお出かけ?デートかしら?」と彼女が聞くので、「いいえ、男の子には今の所、興味がないので。明大の米倉さんにお願いして、小講堂のピアノをお借りしたのよ。二時ぐらいから弾いてこようと思ってます」と答えた。


「この寒いのにもの好きねえ」

「ウチの大学のピアノではどう大空間で聞こえるかわかりませんもの。私の大学の講堂のピアノはヤマハなの。鍵盤が硬いの。明大のはスタインウェイだから、弾きやすいのよ」

「ふ~ん、私は音楽がわからないけど、ピアノのメーカーによってそういう違いがあるのね」

「そうそう。あ、ところで、目白から御茶ノ水に出るのに、山の手線で池袋まで行って、丸の内線に乗り換えないといけないなんて面倒くさい。バス一本で行けないのかしら?」と彼女に聞いたら、バスだと駅前から新宿駅西口行きに乗って江戸川橋まで行き、上野公園行きに乗り換えて、本郷三丁目駅前で降りて、二十分くらい歩くと御茶ノ水よ、合計一時間くらいかかるかしら、あなたも時間をかけてバス一本なんてもの好きね、と言われた。

 

 乗換も知っていて、よく細かいルートをご存知ですわね?それだけ知っておられるなら、そのもの好きをご自身で実践なさったのかもしれませんわね?とは言わなかった。この人だったらやりかねない。

 

 黒のジーンズとハイネックのセータにダッフルコートを羽織った。手が凍えないように手袋をして、完全装備。でも寒い。テレビのニュースでは、午後に入っても気温は上がらず、8~10度の間なんて言っている。確かに、こういう日に寒い大学の講堂にピアノを弾きに行くのはもの好きだ。


20217

 

 さて、しょうがない。電車で御茶ノ水に向かう。外堀通り沿いの出口から地上に出た。左に曲がって、神田川を渡った。二月の雨降る土曜日の午後だもの、人影もまばら。

 

 古本漁りのおじさんが足早に古本街に向かっているのが目に見える。おじさんは私の待ち人じゃないわね。でも、今日は待ち人来たる、そんな気がして、なんだか楽しい。次の角を曲がると、突然、待ち人来たる?そんなバカな。

 

 明大の薄緑の緑青のふいたドーム屋根の記念館を迂回して、後ろの事務棟に。総務課に行く。受付の窓ガラスから「森と言いますが、米倉さんを・・・」と言いかけると、彼女が机から立ち上がって、こちらに来た。「絵美ちゃん、これ、小講堂の鍵」と木のキーフォルダーの付いた大きな真鍮の鍵を渡された。「米倉さん、ありがとう。二時間くらいかな?お借りします。あの、これはウチのいただき物で悪いけれど、バームクーヘン。みなさんでお食べになって」と菓子折りを彼女に渡した。「あら、ありがとう。三時にみんなでいただくわ。電気の配電盤の位置は知っているわね?使わない時はブレーカーを切っているの」「ハイ、わかります。じゃあ、使い終わったら、みんな元に戻して、またまいりますので」と失礼した。

 

 鍵をクルクル回して、小講堂へ。小講堂の観客席の後ろの扉から入った。廊下の明かりで仄暗く見えにくいが、観客席の通路を通って、舞台袖へ。電気の配電盤の位置は知っているので、配電盤の扉を開く。主電源を入れて、照明のブレーカーをオンにしていく。舞台のスポットライトだけで良い。カチンとブレーカーを押し上げると、ちょうどピアノの鍵盤の真上のライトが点灯した。観客席の後ろの扉を閉める。

 

 小講堂は冷え切っている。手をすり合わせて温めた。

 

 鍵盤カバーを開いて、フェルトの布を丁寧にたたんだ。曲が曲だから、譜面は要らない。譜面台は寝かしたまま。ピアノの大屋根を持ち上げて、突上棒つきあげぼうでしっかりとロックした。よしよし。

 

 私は、鍵盤と連動したハンマーが弦をたたくアクションという部分を十円玉で弾いてみる。うん?たぶんいいんじゃない?ホンキィトンクじゃないみたい。もちろん、プロの調律師じゃないので、わかるわけがないが、してみたかっただけ。

 

 さぁって。キース・ジャレットになったつもりで。ケルン・コンサート、うまく弾けるかな?

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