ただのお茶

今日は、受験当日だ。緊張している私を見かねて、祖母がコップに入った綺麗な緑色の液体を差し出した。

「幸運を呼び寄せる薬だよ」

爽やかな香りが、不思議と心を落ち着かせた。その後、自分の実力をきちんと出せた。祖母にお礼を言うと、笑顔を向けられた。

「あのハーブティーは、験担ぎに最適ね」

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