RING
みぃ
つながるおもい
遠い空の下見上げる月の光も
同じ世界をただ静かに照らしている
誰もが胸に秘めた小さな灯りが
時を超え場所を超えそっと共鳴する
声にならないけれども確かな願い
触れることはないけれど温かい手のひら
風に乗せて運ばれる記憶の粒子が
心と心の間をたゆたうように結ぶ
孤独な夜もふと見つけた星のように
迷子の魂に差し込む一筋の光
それは見知らぬ誰かからの静かなエール
生きていることの密やかな喜びと痛み
過去から未来へ織りなされる絆の糸
言葉はいらないただそこに在るという真実
瞳を閉じれば聞こえる 尊く響く呼応
ああ私たちはこうして深く繋がっている
その想いがまた誰かの力になる
見えないところで確かに脈打つ鼓動
静かに、深く、それはたしかに
波紋を広げ
世界は一つの大きな愛に包まれる
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